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認知症薬を止めて症状が改善した事例
74歳の女性Sさん
Sさんは夫と二人暮らしで、家事全般を担ってきましたが、ある日アルツハイマー型認知症を発症し、家事ができなくなりました。
洗濯や料理ができなくなったことに始まり、もの忘れ、食べこぼし、尿失禁などが増えていき、夫の介護負担が増す一方でした。
他にも、
無口で無表情
食事にも無関心で、食べ始めてもすぐに箸が止まる
急に興奮して怒り出すことがある
便通が悪く、出るまでトイレにこもりっきりになる
処方薬を確認すると、アリセプトとメマリーがあった。
見知らぬ人に話しかけられると興奮することもあったため、徐々に関わる機会を増やし、信頼関係を築いたところで減薬を提案してみました。
減薬を実行した結果
主治医に相談してメマリーを中止したところ、便通が大分よくなりました。
それに伴って興奮することが減っていったので、そのままアリセプトを中止していきます。
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