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ギターメーカーを自動車メーカーに例えるなら…。

エレキギターの主要メーカーっていくつかありますが、それぞれに主要モデルがあり、個性もあってとても魅力的です。そんなところは僕が子供の頃から大好きな自動車にも通じるものがあるなぁと思って、ギターと自動車それぞれ当てはまるメーカーを考えてみました。

「ギブソン」
老舗中の老舗メーカーですね。代表的なモデルも多くありますし、その殆どが今や伝説と化しています。L-5、レスポール、ES-335、SGなど。この伝統的な老舗メーカーを自動車メーカーに例えるなら…

メルセデスベンツでしょう。老舗であるという点と、その品質の絶対的な高さ、それとデザイン的にも両者は奇抜なテイストではなく比較的正統派な印象を受けます。なのでギブソンはメルセデスベンツで決まりです。

「フェンダー」
フェンダーもギブソンと同じく老舗ですが、ギブソンと比べると若いイメージがあります。代表モデルは何と言ってもストラトキャスター、テレキャスターでしょう。ソリッドモデルはこの2種で完結していると言っても過言ではありません。そんなフェンダーを自動車メーカーに例えるなら…

フォードでしょう。フォードも老舗であり、なんと言ってもアメリカのメーカーです。ギブソンもアメリカなのでアメリカの自動車メーカーかなとも思ったのですが、フェンダーの方がよりアメリカ的なポップさ、軽さ、若さみたいな印象を持ちましてフェンダーはフォードとさせて頂きました。ペパーミントグリーンやキャンディアップルレッドみたいな色鮮やかなストラトキャスターとマスタングやサンダーバードが僕の中で被るのです。なのでフェンダーはフォードで決まりです。

「アイバニーズ」
言わずと知れた日本のギターメーカーです。メタル系のギタリストやジャズフュージョン系のギタリストなどテクニカルな演奏者にユーザーの多い印象のある高品質な日本のメーカーです。その愛用者としてスティーブ・ヴァイやジョージ・ベンソン、ジョー・パス、ジョン・スコフィールドなど錚々たるメンバーが名を連ねています。そんなアイバニーズを自動車メーカーに例えるなら…

ホンダでしょう。やはり日本のギターメーカーには日本の自動車メーカーです。と言ってもホンダは確か日本市場よりも北米市場をメインにしている感があります。F1やインディーカーシリーズやMotoGPなどモータースポーツにも積極的に挑戦しているまさにパワーオブドリームなメーカーです。最近はミニバンが多いですが、NSXやCR-X、シビックタイプRなど速いスポーツカーを作るメーカーでもあります。アイバニーズのギターも素早いパッセージを弾くのに適した作りになっています。そんな共通点を見出したのでアイバニーズはホンダで決まりです。

「グレッチ」
カントリーやロカビリーなどに最適なホロウボディのギターを得意とするメーカーでかなり歴史のある老舗なのですが、幾度かの経営危機に見舞われ買収も数回経験していると思います。主要モデルは6120やカントリージェントルマン、テネシアン、ジェット、ダブルアニバーサリー、ホワイトファルコンなどがあります。キンキラキンのバインディングが施してあったり、ゴールドパーツを多用していたりとにかく派手な見た目のものが多いです。愛用者はチェット・アトキンス、ブライアン・セッツァーなどです。そんなグレッチを自動車メーカーに例えるなら…

キャデラックでしょう。巨大なボディに巨大なエンジン、ド派手なテールフィンまさにザ・アメリカ!といった感じのメーカーです。アメリカ以外の国では持て余してしょうがない巨大なボディは狭い日本では現実的ではありませんが、それがまた大きな魅力の一つでもあります。この仕様範囲は限定されるけれど、それが許される環境ならば最高!という印象のキャデラックはまさにアメリカンなグレッチなのです。まぁ現行のグレッチは日本生産なんですけど。とにかくグレッチはキャデラックに決まりです。

ということでギターメーカーを自動車メーカーに例えてみました。お楽しみ頂けましたでしょうか?あくまでも僕の主観に元づくものですので、異論反論あろうかと思いますが悪意はありませんのでご容赦ください。

僕はこんなアルバムをリリースしている人です。


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城南画報
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