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ボサノヴァの創始者ではないけれど…。
今日はブラジル音楽の巨匠カエターノ・ヴェローゾさんのお勧め動画をご紹介したいと思います。
このカエターノ・ヴェローゾさんという人はボサノヴァの創始者達…アントニオ・カルロス・ジョビン先生やジョアン・ジルベルトさん、ヴィニシウス・ヂ・モラエスさん達より一回り程お若く、こういった方々から多大な影響を受けた一方、ブラジルの軍事独裁政権からの影響もまた違った意味で受け、投獄されたり、亡命したりとなかなかに波乱万丈な人生を過ごしてこられました。
でも昨今はすっかり穏やかな顔つきになり、知的な教授といった雰囲気を醸し出しております。とても格好良いおじさまです。
では、そんなカエターノ・ヴェローゾさんのお勧め動画行ってみましょう!
この動画はペドロ・アルモドバル監督のスペイン映画「トーク・トゥ・ハー」の中のワンシーンなのでフルコーラスでは無いですが、とても美しいシーンだと思います。カエターノさんの咽び泣く様な悲しい歌声も、控えめだけど色鮮やかな映像も…そして演奏者の中には、さりげなくジャキス・モレレンバウムさんの姿も!これはもうブラジル音楽ファンには堪りませんね。
これは妻も僕も大好きな曲です。先程とは打って変わってドラムとエレキギターとエレキベースというまるでロックバンドの様な編成ですね。もちろんこれはこれで超絶格好良いです。それにリズムが気持ちいい!しかしベースの人かなり低く構えてますね。まるでNirvanaのクリス・ノヴォセリックみたいですね。
またまたこちらは打って変わって大編成でのライブですね。ビシッとスーツで決めたカエターノさんですが、踊りまくりです。とてもアグレッシブな映像ですね、しかし格好良い曲ですね。パーカッション陣も素晴らしい!
最後はまたまた番外編。僕らkonnoduoの自由が丘のカフェでの演奏です。カエターノさんの一番有名な曲かも知れませんね。この夜は外国人のお客様がとても多かったのを覚えています。僕みたいな低い声でもなんとかなっちゃうのがボサノヴァの魅力ですね。ロックじゃこうは行きません。あっ!でもこの演奏は妻のフルートソロが本当に素晴らしいので是非注目してあげて下さい。彼女のフルートは過小評価され過ぎなので。
という事で今回はこんな感じです。
僕、こんな音楽を作っている人です。
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