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ミュージシャン関連の映画あれこれ。

ミュージシャンを題材にした映画ってたくさんありますよね?
というか映画になったミュージシャンがたくさんいると言ったほうが良いのかもしれませんが、とにかく僕はこの手の映画は何本も観てきました。

ところで映画のレビューって、褒めている人もいれば、けなしている人もいるんですけど、僕は映画って何を観てもそこそこ楽しめちゃう人なんです。

なのでこれは全く面白くないつまんない。と酷評することってほとんどないんです。だけど入院中に観た「ザ・インターネット」っていうサンドラ・ブロック主演の映画は掛け値なしにつまんなかったです。入院中という退屈レベルmaxの状態でつまらないと思ったんだから、普段なら相当だと思います。

まぁそれはいいんですけど、ミュージシャンを描いた映画、もしくはミュージシャンが出演している映画の中で印象に残っているのは…。

チャーリー・パーカーを描いた「BIRD」

ジム・モリソンを中心に描いた「THE DOORS」

シド・ヴィシャスを描いた「Sid And Nancy」

デクスター・ゴードン主演の「Round Midnight」

この辺が印象に残っております。
「BIRD」はクリント・イーストウッド監督の作品で、この監督は大のジャズファンとして有名ですが、これは暗い映画でした。かっこいい映像なんですけど、何せ話が暗いんです。明るい描写がとても少ない。画面も実際暗いライティングのシーンが多いですけど。バードの人生はそんなに闇の中だったんでしょうかね?よかった時はなかったのかな?って思います。天才の苦悩ってやつでしょうか。

ヴァル・キルマー主演の「THE DOORS」は、とにもかくにもヴァル・キルマーさん演じるジムのそっくり振りが凄まじかったです。それに尽きます。最近トップガンのアイスマン役として再びヴァル・キルマーさんは注目を浴びていますが、現在のお姿を拝見したらもうかなりのご高齢のご様子でしたね。やっぱトムは若いや。

「Sid and Nancy」はゲイリー・オールドマンのSid役がなかなかのはまり役でしたね。これはなかなか面白かったですけど、ピストルズのはちゃめちゃぶりが凄まじかったですね。パンク版「ロミオとジュリエット」ですね。未熟な若い二人の未熟な愛を美しく悲しく描いています。でもねやっぱりちょっと若者向けかなって感じは否めません。全然嫌いじゃないですけど。

最後にデクスター・ゴードン主演の「Round midnight」は架空の人物をデクスター・ゴードンが演じている形になるんですが、まぁ演じるとってもほぼ素のままって印象ですが…。何を隠そう僕はサックス奏者の中でデクスター・ゴードンが1番好きなのです。なのでどうしても贔屓目に観てしまいますが、ザラついた質感の映像と、枯れた音色がよく似合っていた傑作だと思います。

ということで今日はミュージシャンが主演している映画について書いていました。

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城南画報
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