イングウェイさんとジョーパスさん。
僕の世代では「この人をコピー出来たら凄い!」というテクニカル系ギタリストの代表と言えば高崎晃さんと、イングウェイ・マルムスティーンさんでした。
特にイングウェイさんの楽曲はinstrumentalもありソロも長いので、僕の周りでも弾ける人はいませんでした。
因みに僕は、最初から挑戦しようとも思いませんでした。左手のフィンガリングはともかく、あの右手のピッキングはどうやっても身に付かないだろうと感じたからです。
それはギター歴40年近くになった今でも同じです。今でも全く弾けないし、今後も弾ける気がしません。
ケリー・サイモンさんという日本人のギタリストがいます。この方はイングウェイさんよりもイングウェイらしいと言うか、イングウェイ的スタイルを極めておられる方です。この方の滑らかなフィンガリング、力強く且つ正確なピッキングはとても素晴らしく、僕にはとてもとても真似の出来る事ではありません。これは努力で埋められる差ではないと思います。
と言うか…僕は昔から速弾き系のプレイがどうにも苦手です。これだけ長くやっても出来ないのだからセンス無いんだと思います。
一方、ジャズギタリストに目を向けると僕の大好きなジョーパスおじさんがいます。ジョーパスおじさんも言わずと知れた超絶技巧の持ち主です。ジャンルは違えど、その難易度はイングウェイさんに勝るとも劣らないと思います。
演奏を聴く限りでは、ジョーパスおじさんのフレーズもイングウェイさんほどでは無いかも知れませんが結構速いのです。じゃ僕には弾けないなと思いますが、クラシックギターみたいに指で弾くと…まぁまぁ良い線行くのです。
要するに僕はピックを使うのが苦手なんだ!という訳です。ギターを弾くという中にも人によって得手不得手があるんですね。
だから何?って話なんですけど。
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