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ゴダールや坂本教授達の亡き世界をどう生き抜くのか?

考えてみたらもうこの世にはジャン・リュック・ゴダールも坂本龍一も存在しないのですよね。でも変わりなく毎日が過ぎてゆく。

アントニオ・カルロス・ジョビンもジョアン・ジルベルトも既に亡くなっていますし、アストラット・ジルベルトも先日亡くなられたそうです。

そして時代は変わっていきます。

彼らの残した映画や音楽はやがては忘れ去られていくのでしょうか?

そんな訳ありません。もちろん。
…そう願いたいです。

最新の映画や音楽を鑑賞して何を感じますか?
ゴダールや坂本達が築いてきたものは継承されているでしょうか?

巷ではAIによる作曲が話題です。きっとそのうち映像も制作されるでしょう。あるいは僕が知らないだけでもうあるのかも知れません。

なんでもポール・マッカートニーがAIを用いてジョン・レノンの声を使ってビートルズの新曲を出すそうです。

僕はAIによる創作を否定する気はありません。

ただ何となく複雑な世の中が煩わしいなぁと感じるだけです。
時代遅れなんですよね。私。

例えば僕、車好きなんですけど古い車しか買えないものだから最新の装備が全然分からないんです。正直必要性もあんまり感じないし…。エアコンさえあれば充分かな…。キャブ車でも大丈夫かも。

流行り廃りとは関係なく、時代遅れのジャズを一生かけてのんびり習得していく人生も全然悪くないよなぁ、なんて思う土曜の朝でした。

そういえばジャズジャイアントと呼ばれるジャズマンも殆ど亡くなられていますね。寂しいもんです。


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城南画報
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