大して自然派っぽいファッションに見えない私も、実は意外と考えて買い物をすることもあるんです。
数年前に購入した、とある有名オーガニックブランドの服を、わずか2回ほどしか着用していない。
フェアトレードマークが付いているし、値段も高かった。
(「正統な対価なんだから、高いわけないだろう!という声も聞こえてきそうだが、やはり私はオーガニック系のアイテムを購入する際に「高い」と感じることがある。)
せっかく環境や人権に配慮して、大切につくられたものなのに
わずか2回しか着ていないなんて、全くもってエシカルじゃない(笑)
最近、私が長年愛用していたチノハーパンが擦り切れた。
思い返せば、高校生の頃に部活用に購入したもの。
なんと17年も愛用していたらしい(笑)
擦り切れた部分をお直しすれば、まだ履けそうだ!
と、思いつつも新しいものを買いなおす。
同じ綿100%の製品。
前者は、インド産オーガニック・フェアトレード
後者は、もはや産地がどこかも判別できないほどタグのインクも消えている。
私は肌が劇弱なので、何かとコットンを選択することが多い。
(ちなみに私が営む小さな自然食品店「くらしらく」のロゴマークは、コットンが配置されており、思い入れの強い植物のひとつでもある。)
綿をつくる過程には、栽培に大量の水を要したり、低賃金で働かされる人がいたり、さらには成人だけでなく児童労働も問題視されるなど、さまざまな課題が挙げられている。
ポリエステルなどの化学繊維より、綿・麻などの自然素材を選択することが環境負荷は少ないと思われがちだが、もしかすると近場でつくられた化学繊維の方が負荷が少ないこともあり得るだろう。
こうして考えていると、なかなか買いものも難しいものだが、自分の直感に従い、心地よい選択をしていきたいなと思う。
徒然なるままに、書きカキ。
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