「良くなる」と「良くする」の関係性は「自然」と「人工」(意思)の関係性だと思った。話。
前回描かせて頂いた感覚の話を今回はさせて頂きます。
前回も
『流れに逆らわない』
という考え方が自分の中で
強くなってきている君がします。
『世の中はなるようになる』
そんな風に思いますし、
『なんとかなる』
という事も感じます。
という風に描かせて頂きました。
この感覚について、
そして題名の
「良くなる」と「良くする」
の違いについて感じた事を書いて行きたいと思います。
まず今回、自分自身が癌になった事に対して、
「治したい」=「良くしたい」(良くする)という事を
診断当初は感じましたし、
「治していこう」=「良くする」という意気込みで考えていました。
しかし、
自分のnoteの記事でも書いてある通りに
色々な事を考えるようになったり、
癌を通して色々な事を感じるようになっていく中で
考え方も変わっていきました。
まず、大きく思ったのは
『癌は科学だ!(再現性がある)』という事を記事の中でも
書きましたし、
『自然になったもの』
と捉えるようになった時に、
『これは「良くする」というよりも、
このままスケジュール通りに自分が治療を行なっていく事ができれば
自然に「良くなる」ものなんだな。」
という事を思ようになりました。
それを思った時に
変に「自分の意思」のような人工的な感覚を
生活に加えていくよりも
自分の本能に近い部分というところや
自分の今まで積み重ねてきた「自然なライフスタイル」を信じていこう。
と思うようになっていきました。
ここまでの思考や感覚の変化を行うまでの時間は
『約3ヶ月』という驚くほど短い時間ですが、
濃密で人生で味わえるような
『気づき』というか
自分自身の『変化』を感じる事ができました。
ここまで話でも少し出てきていますが、
今回の題名の
「良くなる」と「良くする」の違い
が何か?と、現時点で感じていることを文字にしていくと
「良くなる」=自然
「良くする」=人工(意思)
という感覚が今現在で自分が感じている答えです。
今日の文章の中でも自分自身の治療の方針?でも
「良くなる」=自然
「良くする」=人工(意思)
この3ヶ月でを変化した感覚でしたが、
現時点では、、、、、、、。
更に気持ちが変わりました!!!!
どう変わったか?
というと
『両方必要』だと思うようになりました。
それはなぜか?
というと
「良くなる」=自然
という自然な結果を出すためには
「良くする」=人工(意思)
という自分の意思が必要だと思ったからです。
そしてこれは自分自身の根本にある考え方なのですが
『後悔をしたくない』
ということがいつも頭の中にあります。
そうなった時に
「良くなる」=自然
に任せてしまって、
いざ、それが自分の
「良くする」=人工(意思)
を怠った時に
果たして本当に「良くなる」という事は起こるのか?
否、「起こせるのか?」と考えた時に、
自分の意思が無い以上
限りなく難しいのではないか?
と思うようになりました。
どんな時でも
奇跡のようなものは起こるとは思っていますが、
同時に起こらない可能性もある事を理解して行動すると、
どうしたら後悔しないか?
という考えに行き着くのと、
「良くなる」=自然
と
「良くする」=人工(意思)
には順番とバランスが必要だと思うようになりました。
順番の話です。
まずは大切な「土台」として
「良くする」=意思
が絶対的に必要である。
という事を思っています。
まずは絶対的に
「良くする」=意思
が必要で、これは「心と身体」でいうところの
「心」の部分だと思っています。
良くするんだ!という意思は
自分自身を日常に引っ張っていく
『意思、メンタルの力』です。
そして
「良くなる」=自然
は「身体」の部分になります。
「癌」という病気になった身体は何も施さなければ
良くなっていく事はないと思っています。
だからこその自然であり、
自然に対して人間の力は「及ばないもの」
と思っているので『癌と共存する』という感覚になっていますし、
争う事はしない。
という感覚になっています。
では「自然である身体」に対しては何もしないのか?
と言ったらそれは違います。
自然は『抗う』のではなく『共存して楽しむ』ものだと思っています。
冬に雪山に積もった雪でスキーやスノーボードができるように
海で海水浴やサーフィン、SUP、スキューバダイビングなどが出来るように、
自然は「共存して、活用?して楽しむ」事が重要だと思っています。
『共存して楽しむ』からこそ
メンタルも安定して
日常の疲れや不安、不満も吹っ飛んで
身体も動く。
この
『心と身体』のバランスがとても重要です。
「良くなる」=自然
と
「良くする」=人工(意思)
というバランスも「心と身体」と繋がっていて
(というよりも同じもので)
今回の抗がん剤を受ける中で
なんとかQOLを保てていたのは
身体が辛い時は、
心で身体を引っ張って、
心がしんどい時は
身体で(身体を動かす事で)心を引っ張ってきました。
二つは両輪ですが、
二つを別々で観るメンタリティーがあったからこその
「今」だと思っています。
回復に向けての意識も
「良くする」=人工(意思)
というベースがあった上で
「良くなる」=自然
という現実に常がりますし。
「癌は科学」という中で
「良くなる」=自然
という自然のスケジュールをこなすことが出来るためには
「良くする」=人工(意思)
という自分の意志が必要である。
ということを感じている。
今日この頃です。
なんとなく最後はまとまらない感じですが、
いつものことですし、
まだ病気も治療中という事で答えは
まだまとめる必要はない!
という感じで、
今日のところは終わりたいと思います。
押忍。