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トルコ旅行(4) アルテミス神殿跡

セルチュク近郊にある、アルテミス神殿跡です。

紀元前7〜3世紀の古代の遺跡で、現在は復元された石柱が一本立っているだけなのですが、かつては巨大かつ壮麗な大理石の神殿が建っていたそうです。無常感が漂います。

興味深いのが、その奥に見えている3つの大きな建物です。手前から順に、

(1)イサベイジャーミイ(1375年建立、今も現役のモスク)

(2)聖ヨハネ教会(イエスの愛弟子であるヨハネの埋葬地とか、6世紀)

(3)セルチュク城塞(丘の上、6世紀)

で、相容れない目的の建物がすっかり重なって見えているのが面白いです。

エフェソスの地名は、新約聖書の擬似パウロ書簡「エフェソの信徒への手紙(いわゆるエフェソス書簡)」に登場します。ヨハネとかパウロとか言う名前だけでも私は(キリスト教徒でもないのに)興奮していたのですが、実はそれよりも遥か昔から、この街は大いに繁栄していたのでした。とんでもなく長い歴史を目の当たりにしました。

[2024/06/25 #トルコ #セルチュク #アルテミス神殿 #ArtemisTap ınağı ]

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