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「おいしい給食 Road to イカメシ」(2024年 日本映画)
「おいしい給食 Road to イカメシ」(2024年 日本映画)
1989年の函館を舞台に、学校給食を食べることに情熱を傾ける中学教師を巡るコメディです。今まで3シーズン放映されたTVシリーズがあまりにも面白く、応援の気持ちも込めて映画版を見て来ました。
TVシリーズと同様に、給食を更に美味しく食べるセンスに長けた一生徒との対決が軸になっています。主人公である教師は、毎回歓喜して給食を食べているものの、この生徒の創意工夫にギャフンと言わされ続けていて、そのリアクションが滑稽で面白くてたまりません。以前はあまり好きでなかった俳優・市原隼人ですが、この一連の作品のせいですっかりファンになってしまいました。
映画版ではそれに加えて、食べ物を感謝して頂くことの本質から、教育なるものの本質、そして生きることの本質へと、意外な程に物語は深化しています。一つ一つに真剣に立ち向かう生徒や教師の姿によって、かなりの感動作にもなっていました。
更には、いろいろな意味での青春物語にもなっており、過去作のファンには嬉しい大サービス的な登場人物もあり、その他もろもろ凄まじいまでに盛り沢山の内容になっていて、大いに楽しめました。
私自身は、学校給食に、と言うより小中学校での生活によい思い出が殆どないこともあり、こんな濃密な日々を過ごしている彼ら彼女らを羨ましく思ったりもしました。
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[2024/06/16 #映画 #おいしい給食 #RoadToイカメシ #綾部真弥 #市原隼人 #イオンシネマ春日部 ]