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心の中の悪魔

おはこんばんちわ。
昨日、夜に食べたラーメンがおいしかった。

今日を振り返っての一曲「心の中の悪魔」

未発表曲集『thaw』の1曲目に収録された、くるりの完全初公開音源。時期的には約11年前、『魂のゆくえ』レコーディング時のアウトテイクだという。さらに言えばデモでも、正式レコーディングでもなく、アメリカのスタジオで録られた、たった1回きりのリハーサル・テイクしか残されていなかったらしい。ミックスもきちんと行われていない、このアルバムの中でも随一にラフな音源だと思う。

くるり「心のなかの悪魔」 - Wi-Fi飛んでる? 神さまって信じてる?

この曲が作られた時期やリハーサル・テイクのシンプルな感じがすごく良くて、自分の中でも好きな1曲。

コロナ渦の真っただ中に発売され、その時期のロングドライブの時によく聞いていた。
単身赴任で気仙沼の学校に勤務しており、日々メールで来る通達に対応しながら、職員みんなでがんばっていた。生徒が通学できない期間もあり、学校の片付けや清掃など普段の勤務では到底手が回らないこともやって、授業やプリントの準備などもやって。それはそれで忙しかったけど、生徒がいない学校での仕事はすこしさびしかった記憶がある。
今は忙しい日常に追われてしまい、あまり思い出すこともないのだけれど。
ロングドライブは、自宅から勤務地までの130km。
月曜の朝は、自宅から車で向かう。
朝5時に出て、高速と下道で通勤。
つらい時間でもあるけれど、こういう曲を聴きながら白々と夜が明けていく風景を追っかけていくのも貴重だった。
学校に早く着きすぎたときは、近くの砂浜で日の出を見る時間もいい感じ

今日、自分がかかわっている生徒が久しぶりに登校してきた。
欠席が多く、学校が規定している授業単位数に対しての欠課時数がオーバーしてしまっている。
自分は副担任なので、あくまでもサポート役。
担任から、今の状況、今後のことなどを話をされた

高校を留年、退学、転校することは非常に重い決断である。
生徒自身が選んで、その道を選択する場合は、応援する。
しかし、単位取得ができなかったり、結果時数での未履修など、自分自身では選択できずに留年、退学、転校することを、意思とは関係なく突きつけられてしまうと、生徒の選択を奪ってしまっているように感じてしまう。
そして、生徒に、選択できない状態を突きつけなければいけない(生徒自身の怠惰などでの欠席多数による場合)のが教員の仕事の一つ。

教員の業務の中でもいやな仕事のひとつです。
自分の心の悪魔が凛と呟いてくれない。

夕方、なんだか頭が重く、体調も悪かったので、早めに帰宅した。

お体ご自愛ください。
また次回。

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