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ドラマー

SISHAMOのドラム吉川美冴貴さんが体調不良により、一時休養するとのこと。
心配であり、あのバンドの屋台骨を誰かが支えながら活動していくことにやや不安感があったが、先日、サポートドラマーが決まり安堵した。

サポートドラマーに歌川菜穂を迎えて、バンド活動を再開してくれた。
「ナイスチョイス!!」
って感じで、自分はこのニュースを好意的に受け入れたけれど、みなさんはどうなんだろう。

好きなバンドはくるりであるが、多様な音楽を聴いてくるうえで自然と赤い公園にぶつかった。
2014年にセカンドアルバム「猛烈リトミック」の1曲目「NOW ON AIR」にガツンと頭を殴られてからずっと聞いている。今日も。

歌川菜穂は赤い公園の初期メンバーで、解散するまでずっとたたき続けていた。2021年5月28日までずっと。

赤い公園はボーカルを佐藤千明から石野理子に変え、それでも続けていく。
ボーカルが変わり、自分自身も戸惑った。それでも「凛々爛々」が世に出て、安心したのを覚えてる。
そして「THE PARK」が2020年4月15日に発売。その中の1曲「夜の公園」が自分の中で最高の曲であった

この年、バンドリーダーの津野米咲が急逝した。29歳であった。

Yahooニュースの1つで流れてきた津野の死に、ものすごく不安だったし、残念だったし、つらかったのを覚えている。このさき赤い公園はどうなってしまうのか。

津野の死後、2020年11月25日に発表された「オレンジ」「pray」
これがまたいい曲なんだ

そして、赤い公園は2021年5月28日のラストライブで解散した。
この時、サポートギターに小出祐介(Base Ball Bear)が舞台に立ち、津野が愛用していたFender Custom Shop製のオールローズストラトキャスターで演奏した。
このライブを見に行くことができなかったことは自分の中でも残念だった。

バンドが存続していくうえで、メンバーは変わってしまうこともあるけれど、その変化に対応できるバンドのほうが強くたくましい。
SISHAMOもそうなってほしいと思うニュースだったし、ドラマー歌川菜穂が活躍し、さらにバンドをレベルアップしていってほしい。

くるりもコロコロとメンバーが変わる稀有なバンドだし、そのなかでもドラマーの変化は異常だと思う。
自分はもっくんも好きだし、もちろん、現在活躍している石若俊もいい。上位はクリフ・アーモンド、bobo、そしてあらきゆうこ。
よいドラマーがくるりを支えてくれた。
SISHAMOもそうであってほしい
大丈夫。歌川菜穂なら。

お体ご自愛ください
また次回

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