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バリ島ヨガ留学をして気づいた、フリーランスとして日頃から背負う責任感。

先日、ヨガインストラクターの国際資格を取るためにバリ島に留学したと別記事でご報告しました。今回は、その裏側で自分の中に見つけた1つの感情を、文字に起こしてみます。


バリ島でのヨガ留学1週間、毎日9時間ヨガやヨガの勉強をして缶詰になる日々を過ごしました。
なかにはインストラクターとして模擬レッスンをするなど、受け身でいるだけではならぬ試練も多かったです。

それでもわたしにとって、この1週間はとてつもなく気楽だった。

気楽だったのはきっと、このバリ島留学で自分の立場はあくまで、「顧客側」だと感じていたからだと思います。


バリ島のあったかくてゆっくりな陽気を感じて、顧客目線でただ学び実践し習得すれば良いだけの時間。
ヨガインストラクターになるための留学なので、見よう見まねで考えてつくる模擬レッスンは担当の先生に評価され、生徒としてフィードバックも受けます。
でも、その場の評価は未来の「インストラクターとしての自分」の評価にはならない。
だからそのときの自分にできる精一杯を遠慮することなく出し切って、悪いところはちゃんとダメだししてもらって、次に活かせば良い。失敗が許される環境でした。



わたしはお金を払ってレッスンを受けている顧客側であり、それなりのパフォーマンスができれば試験にも合格ができる。
合格すればインストラクターとして堂々と名乗れるようになるし、それからでも自分を磨くことはできる。だから、たとえいま生徒として失敗してもそれは未来に関係しない。

そんな考え方をしていたので毎日、気楽にるんるんしていました。
今日を全力で生きて良いんだな〜って。
むしろ、いまできる全力を出して、理想のインストラクターになるために努力をするだけで良い時間なんだ、って。


フリーランスは結果がすべて。「努力をしました」に価値はない


普段のわたしは、

「今日の評価が明日の依頼につながる」
「記事のデキ1つで顧客を落胆させうる」
「この評価が来月の自分の仕事に直結する」

そんな緊張感を持って仕事に取り組んでいます。

わたしはもう3年以上フリーランスとしてやってきているので、このようなプレッシャーは最初から当然のものとして扱ってきました。
だから正直、これを緊張感とも思っていなかった、というのが正直なところ。

でも、そんな仕事から解放され、自分がありのままの自分でいても許される留学中が本当に本当に気楽で、逆に気づいたんです。


わたし、いつもめっちゃ気を張ってがんばってたんだな。
いつもは提供する側だもんな。って。


これに気づいたのは、社会人をやっている同部屋の友人が「この留学って本当にきついよね。いつもの仕事のほうが全然気楽だわ」って言ったこと。
たしかに毎日9時間のヨガやら勉強やらをこなすというのは簡単ではないし、最終的に合格が決まっているわけでもないからハラハラもします。

でもわたしはそれまで正直「こんな日々がずっと続けば良いのに」とすら思っていた…。笑

それくらい、仕事で自分が評価される側にいるときのプレッシャーは大きくて、評価が自分の未来に直結するというのが不安な要素だったんだと気づきました。

 

社会人には責任感がない、と言っているわけではありません。
でも、会社が1つ厚い盾になってくれて、どんなパフォーマンスをしてもかならず同じ給料をもらえる、という環境が、正直ちょっとうらやましくはなりました。



だけど…
わたしは自分が生きやすいように、たのしいことを選んで生きられるように、フリーランスになる道を選びました。この生き方はとても自分に合っているし、手放すつもりもありません。
今回ヨガのインストラクターになると決め資格を取った理由も、自分が自由に、たのしく、理想の人生を歩む一助とするためです。

そもそもわたしは、ライターとしてのお仕事も好きで、選んでやっています。
3年以上ずっと執筆をお仕事にさせてもらえていることを、とても嬉しく思っています。
 

だからこれからも、プレッシャーを背負いつつ、自分のスキルを人のために活かして生きていきたい。自分の意思で、自分の力で。


フリーランスの仲間たちよ、がんばろうな!!!

おしまい!


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