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暮らしながら海外を旅する。それって実は、誰にでもできる可能性があるんだよ。

ノマドフリーランス4年目の、Komugiです。
スペインのバルセロナで独立してから、わりと時間が経過した最近、「あなたの働き方に憧れる」と言ってもらえることが増えました。

フラフラと気の向くままに海外に出ては、仕事をしながら現地にしばらく滞在するのが、気ままなわたしのライフスタイル。

今となってはなんとも当たり前の生活ですが、たしかに5年前の自分が今の自分を見たら、きっと憧れてしまうような働き方をしているのかも。

「あなたみたいに生きたい」そう言ってくれる人は決まって、「自分には届かない人生」とか「自分には何のスキルもないから無理」と悲しそうな顔をするんです。「あなたみたいにスキルがあるわけじゃないし、フリーでできることなんてない」と、まるでわたしがすごい能力の持ち主かのように話してくれます。

でも実物のわたしは別にすごい人間じゃないので、こうなるまでにたくさんの努力が必要だったことを、わたし自身はちゃんと覚えている。
今は涼しい顔をして見えるのかもしれないけれど、あの頃はただ光を直視し続けて、がむしゃらに走っていた。
「こうなりたい」と強く思ったから、そのために必要な努力を見つけ、考えて、行動に移した結果が、今なんだな。

こうなるまでの過程には、たくさんの挑戦がありました。
そして今もわたしは、現状にまったく満足なんてできていなくて、ことあるごとに悔し涙をボロボロ流しちゃうような大人です。


そんな、必死に生きる道を選んだわたしですが、先日また「わたしもそうやって働きたくて」と悩み相談を受けました。
そこでした「それって、誰にだって目指せる未来なんだよ」という話を、ちょっとだけここに記録しようと思います。

変化が欲しいなら、挑戦するしか道はない

当たり前のことですが、変化をさせるためには大なり小なり挑戦が必要になるもの。

わたしの場合、「どこでも働ける」つまり「自分がそこにいれば稼げる」というふうに状況を変化させるために、今どうすれば良いかを考えました。

答えはシンプルで、何者でもない自分がお金を生み出すためには、「何かができる自分になる」しかなかったんですね。

当時のわたしはスペイン語も話せないのにスペインに住んでいたので、現地就職はあまり現実的ではなかったため、「組織に所属せず自分1人でできること」を習得する必要がありました。

そこでわたしにとっての結論は、「わたしは文章を書くのが好き」という気持ちをもとに、スキルを育てることでした。

たくさんの挑戦と失敗

もともとブロガーとして生計を立てたいと思っていたわたしは幸運なことに、記事の書き方を長いこと独学していて。
その結果、わたしはブロガーではなく、ウェブライターとして花を咲かせることになった感じです。

ブログでボロボロだったわたしが、まさか「文章を書く」というスキルでご飯を食べていくことになるなんて…とは思いますが、ちゃんと努力はしたしな、というじわじわとした自信は正直なところあります。

勉強熱心だった頃のわたしは、時間を使ってしまうからという理由でNetflixも契約せず、隙間時間はひたすら情報収集や記事の執筆練習にいそしんでいました。

【関連記事】ノマドライターになったわたしが参考にしたライティング勉強本(ブログに飛びます)

わたしが読んだ本はブログ記事にまとめたので、ライターを視野に入れているかたの参考にどうぞ。


みなさんはどうでしょうか?
「人よりちょっと得意なこと」とか「人より長く続けていること」「ずっと好きなもの」など、ありますか?
特出していなくてもまずは書き出してみて「これ、ちょっと伸ばせるかも」なんて思ったら、どんな仕事があるかリサーチしてみると面白いです。

「時間をかけてでもスキルを磨けば、なんとかなるかも」と思えたら、あとは突き進むだけだから。

挑戦する前に諦めるの?

「海外を転々として働くなんて、自分には遠い存在」「自分にはスキルがないし、できない」って、諦めてしまったら、話は始まらないじゃないか…!

いますぐに海外で1人働く、というのは難しいかもしれないけど、努力は今日からできるはず。

スパルタみたいなことを言うつもりはないですが、まずはちょっとだけ「自分ならどんなスキルを磨けるかな」って考えてみてほしいものです。

スキルを磨いて、いざ海外ノマドとして働き始めて…。
イメージしたら、心がキラキラ・ワクワクしませんか?

1日で習得できるようなスキルでは、食べていくのは難しいかもしれません。
だからこそ長期的な目線になって、未来の自分のために、いまなにができるかを考えてみてはいかがでしょうか。

な〜んて!こんな偉そうなことを言っておきながら、わたしもスペインにいた頃、めちゃくちゃ悩んでいたのが正直なところ。
スキルというよりも人生の方向性に悩んでいて、海外からわざわざ電話占いなんてしちゃったりして。笑

【関連記事】ココナラ電話占いで背中を押されスペイン生活継続を決めました

記事内でも触れているのですが、このとき占い師さんに「あなたにスペインはすっごく合ってる!スペインほどあってる国はない!」と告げられ背中を押され、突き進んだ結果、都会バルセロナで独立できました。
いま改めて、あの占い師さんの言ってたこと全部あたっててこわい。笑

「自分にできることがわからない」と悩むなら、占い師さんじゃなくとも周りの人に相談してみると、新しいアイディアが湧いてくるかもしれません。

人は目標があると走れるようになる

人は目標があるときに、一生懸命に走れるものだと思っています。

目の前にニンジンを吊り下げられて走る馬、みたいなイメージにもなっちゃうかもしれませんが、少なくともわたしは、得たい未来が見えないと走る元気も湧いてこないんです。

学生時代のわたしは大学受験を目標に生活していたから、いざ大学受験を終わらせ就活となったとき、なにを目指せば良いか分からなくなってしまいました。
特別にやりたいことも、好きなことも、パッションもなかった当時のわたしは、そこで目標を失うことの恐ろしさに触れ始めた。

では、フリーランスとして独立するまでの自分はどうだったかというと、「好きな場所で働けるようになりたい」という明確な目標がありました。

「好きなときに海外に行きたい」とか「海外に住みたい」などの目標があるのならその結果から逆算して、いますべきことを考えてみるのが良いのかも。

挑戦してよかった

過去を振り返ってみると、たくさん挑戦して今に至っていて。
挑戦してきて、本当に良かったと思っています。

そしてわたしは今もまさに、新しいことに挑戦をしている真っ最中。
どういう形になるかはまだ分からないですが、いつか報告できるような結果になったら良いなと思い、走りまくっています。

それから、そんな「挑戦したいこと」のひとつの話をすると、「フリーランスを創出するサロン」みたいなものを作ってみたいな、と実は思っていたり…。
具体的には、「わたしもそうやって好きな場所で働けるようになりたい」と相談してくれた友人を、そうさせてあげられるように導きたい、というのが本心です。

見ず知らずの人を導けるほどの力がわたしにあるか、というとまだ不安でしかありませんが、まずはわたしの周りにいる人に手を差し伸べられる人間になりたい。

わたしは誰かにとっての、ヒーローになりたい。

とはいえ間違いなくわたし1人の力じゃどうにもならないから、他の実力者からも力を借りて、なんとか形にしていけたらななんて思っています。

近況はわたしのSNSで発信していくので、もしよかったら気軽に仲良くしてくださいね。

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