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30歳になった感想。いつもどこかが不調なんだけどなにこれ?

なんとも小学生の読書感想文みたいなタイトルですが、
2024年、なんと自分が30歳になりました。
わたしはずっと子どもだと思ってたのに、30歳って世間ではガッツリ大人な年齢のはずですよね?

20代はまだ「若い」ってイメージですが、30代になったとたんに「お前はもう大人だ、甘えんな」みたいな圧力みたいなもんを感じて、ちょっとこわいです。

大人っていうか、世間ではおばさんとか呼ばれちゃうのかな。
自分が10代、いや20代前半くらいまでは、そう思ってた気がするな。

いやぁ、世の中の30歳って、もっと大人でちゃんとしてて、いろんなことを知ってて、すごいんだと思ってました。
なのにわたしはいまだ独身で、世界をふらふらと歩き回って腰も据えられていない。

まぁとにかく、30歳になった感想をつらつらと書いてみます。
30歳以上の人には一部共感してもらえたら嬉しいし、20代以下の人は「自分もいつかこうなるのか…」と、今という時間をより大切に生きるためのヒントみたいな感じにしてみてください。

つねに身体がどこか不調

これはほんっとにびっくりする事実なのですが、30歳になったなぁって頃から真面目に、常に身体のどこかが不調なんですよね。

もともと偏頭痛とかもなかったし、アレルギーもハウスダストくらいで、年に1回熱を出してダウンするかなぁ程度の健康体だった20代までの自分。

それが30歳になってからは、

・謎にずっと頭が痛い日がある
・起きたら低体温でつらい
・食事の時間がズレるとすぐ低血糖
・常に感じる肩こり腰痛
・寝過ぎて頭痛発生

なにこれ?普通にわたし、かわいそうじゃない?

20代だった頃はいくら寝たって元気に起きられたし、頭痛なんて二日酔いのとき以外にほぼ経験したことなかったよ。
なのに今、こんな身体で二日酔いなんてなってみろ、おそろしいわ。

ということで、わたしは自分の健康のためにヨガを始めたわけだけど、本当に正解だったと思います。
今のうちに身体を動かすクセってものをつけておかないと、40代になった頃には本当に動けなくなる気がする。

▼いやほんと、これなの。


なりたい自分像と今が離れていることを知った

10代…いや20代前半まではね…
自分が30歳になる頃には結婚して、幸せな家庭を築いて、子どもがいて、家も買って、犬と猫にも囲まれて生活していると思っていました。

だって30歳って立派な大人だし、それくらいできて当たり前でしょうって。

いや…30歳になったわたしよ…

なにも手に入れていないが???

30歳は自分が思っていたよりもずっと子どもだったし(これは絶対に個人差がある。わたしの話ね)、いまだにぬいぐるみキーホルダーとかぶら下げて歩いてるし、腰を据えて住みたい場所すら決まってないよ。

たぶんね、わたしが挙げたような理想の未来をまるまる得ている30歳は、普通にいると思う。
ただわたしが、その理想からとっても離れているっていうだけで…。

いいか20代よく聞け。未来は、自分で切り開かないと開いてくれないぞ。

周りがどんどん既婚・子連れになっていく

30歳になった今年、周りがいっせいに子どもを産み始めました。
なんか本当に、びっくりするくらいに同い年の子たちがみんな、妊娠して出産しているのが今年なんだよね。

こちとら結婚もしてないが。

結婚ラッシュは28歳くらいのときだったんだけど、そのときは特に、ダメージはなかったの。
みんな付き合ってた人と結婚するだけで、生活は特に何も変わらなかった。

でもそのうち、みんな旦那さんと一緒に地方や海外に飛び立っていってさ。
会える距離感の人はみんな子どもを産んでいてさ。

みんなの生活がどんどん変わっていって正直、さみしさは感じているかな。

みんなはどんどん変わっていくけど、わたしは何も変わっていない。
それがなんとも、取り残されているようでさみしいのさ。

いかんせん20代の頃の自分はさ、30代になれば当然自分も子どもがいると思ってたしさ。
理想の道を歩んでいる友達と、そうでない自分との距離感をはっきりと感じているのが30歳、って感じかな。

1日の時の流れってすごい

友達に赤ちゃんが産まれはじめて知ったんだけど、赤ちゃんって1日ですごい成長するんですよね。
毎日なんだか顔も違うし、1ヶ月もあればずいぶんと表情や体つきが変わってくる。

友達の子どもが初めて1歩を踏み出す瞬間にたまたま立ち会ったんだけど、1日で起こりうる成長って本当にすごい。

そして同時に、老人も1日ずつ歳をとっているのがわかりやすい。
ちょっとずつ身体の不調が見えるようになっていって、数日前までできたことが、少しずつできなくなっていくのも見てわかる。


30歳前後って一番、日々の変化に気づきにくい時期だと思うんですよ。
今日をなんとなく過ごしても、明日もきっと似たような1日が過ごせる。
だから1日をダラダラと過ごしてしまいがちだし、変化がなくても「まぁ仕方ない」ってなりがち。

でも、赤ちゃんの成長や老人の老いを見ていると、1日という時間がつくりうる変化っていうのはすさまじい。

でも時の流れは平等で、自分にも同じだけの時間が流れていて、同じように毎日歳をとっている。
まぁ、その積み重ねの結果が今日なんだけど、それを毎日繰り返したら、いつか後悔するかもしれない。

だから、毎日ちゃんと考えて生きないと、無駄にシワだけ増やしちゃうんだなぁって感じています。

言葉を選んで発することの大切さを知った

文章を書くことをお仕事にさせてもらっているんですが、これは「会話をするのが不得意」の裏返しだったりします。

人と直接の会話だと、とっさにうまいことが言えなくてね。
思っていることをズレた言葉で発しちゃうから、「本当はそういうことが言いたかったんじゃないのに…」って後悔することが結構あるタイプの人間なんです。

そのうえ、せっかちだから早口。

だから、言葉を選んで書くことができる「執筆」が、わたしには心地が良い。
お仕事のやりとりも電話は苦手で、考えて言葉を選べるメッセージのほうが気楽。

でも生きていると、人とのコミュニケーションはまぬがれないんですよねぇ。

だから、「できない」じゃなくて、「自分で言葉を選ぼう」と意識することの大切さを知りました。
これは難しいので、意識したところでいつも成功するわけではないんですけれどもね。

ペースを落としてゆっくり話す、っていうのも、言葉を選んで発するためには大切なんだなぁと。
これを30歳になる頃ようやく理解して、実践できるようになってきました。

自分の成長を感じます。たまごっちみたい。

自己理解が深まった

20代、特に前半までは、その場を生き抜くのに必死感があったように思います。

その場でうまくやろうとしたり、成り行きでなんとかなると身をまかせたり、若いからという理由でなんとなく過ごしたり。

いや、必死じゃないように聞こえるなぁ。
違うんだ。なんとなく過ごすだけで、手一杯だった、そんな感じなんだよ。

でも30歳になってからは、自分を理解したうえで行動ができるようになっていて。行動1つひとつに、意味を持たせられているような感覚が芽生えている。
これは、30年間自分と付き合ってきてようやく「お前って、こうだよな」っていうのがわかり始めてきたからというか。

いやぁ、今まで向き合ってこなかったっていうのが逆に表面的になってきちゃう話なんだけど、今までは周りに目を凝らすので精一杯で、自分を理解する余裕がなかった、っていう感じなんですよね。

これはたぶん、わたしがここに来るのが遅かっただけで、他の人は10代や20代で自己理解なんてできちゃってるのかなとは思います。

わたしは今ようやくわかったことなんだけど、自己理解ができている上で見える世界って、今までよりもずっと面白いんですね。

こんにちは、30代!

いろいろと述べてきたけど、30代って思っていたよりも、楽しそうだなって感じているのも事実です。

いろんなことをいったん経験して、自分を知って、今まで得てきた経験をまた新しい人生に活かせる、そんな段階が30代なのかなぁって感じています。
これは20代になったときにはなかった感覚。

いや…20代になったときって、「やっと大人になった!」って感じだったよね。
それなのに10年で今度は「人生の第2ステージ」とか思わなきゃいけないの、人間のライフスパン、バグってない…?

そんな今日も1日ぶん歳をとっているわけでね。
どこかの赤ちゃんが初めての1歩を踏み出すかもしれない今日、自分も無駄にはできないなぁって、この歳になってようやく感じはじめています。


30代も、全力で楽しむぞー!!!

おしまい!

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