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無添加でサスティナブル・ミニマリストと防災

今、私の生活を説明するために必要なキーワードたち。

無添加・オーガニック・サスティナブル・ミニマリスト。

ここ数年私の頭の中に鎮座しているキーワード。そしてそこに最近、防災が加わった、そんなつぶやきです。

自分にできることを少しずつ。

無添加やオーガニック、有機野菜とサスティナブルは、私たち家族の健康を考えて。地球への健康を考えて。これからの時代を健やかに生きる、子供たちの未来のためにも、必要不可欠だと感じています。

でも時々…

私が今、プラスチックではなく再生可能な何か、環境を配慮した買い物へ投資すること、ゴミを減らそうと小さなことから頑張ること。

私一人がやるだけで、本当に意味がある?

と思ってしまう。

でも、最近立ち読みした本を読んで、ハッとしたので、ぜひそれをシェアしたいです。

例えば100人のうち、100%プラスチックフリー、ゴミがゼロの人が1人いても、全体の1%に過ぎない。でも、100人の人がたった30%でもゴミを減らしたら、それは全体の30%になる。

サスティナブルに暮らしたい 地球とつながる自由な生き方 / 服部雄一郎・服部麻子

(引用は原文ママではないです、ご了承ください)

この本を読んで、しがない主婦がひとりコツコツやることにこそ、意味があるんだと、気づきました。同著の中では、世界には完璧なプラスチックフリー生活をする強者もいるけれど、全部が全部無理しなくても良い、自分にできることをやれば良い、ともありました。

この言葉にすごく救われたような、そんな気持ちになりました。我が家では私の意識の変化によって、夫も自然と少しずつ協力してくれるようになりましたが、決して強制してはいけないなとも感じます。そもそも自分の意思でやること、楽しくないと、続けられないですし。

私だって、サスティナブルに生きたいと思う一面に反する行動をとることだってあります。

でも、その行動に対して、自己嫌悪に陥る必要は全くない。少し肩の荷が降りたような気がしました。だって、それ以外のところで確実に少しずつ実行している自分もいるから。


ミニマリストを目指すことで繋がる全て

無添加やサスティナブルに関心が強まるタイミングと同時に、私に芽生えたのがシンプルに生きたい、という気持ち。

完璧なミニマリストになりたいわけではないけど、日常において無駄なものは買わない、置かない、お気に入りのものだけに囲まれたい、と思うようになりました。

きっかけはおそらく、子育てでドタバタな日々の中で少しでも日々の掃除を楽に、物の管理を楽に!と感じたことかな?あと、頭の中のノイズ(雑念のようなもの)をスッキリしたい、と思うようになったこと。働く・子育て・主婦、この3拍子揃うと考えることの多いこと多いこと!

ミニマリストの方々が発信するSNSやPodcastなどを見聞きする中で、その考え方にすごく惹かれました。

頭の中も、物も、シンプルにすれば良い。

と話すのは簡単でも難しい。今まさに理想に向かって日々精進している最中ですが、少しずつシンプルにすればするほど、サスティナブル、無添加、どんどん点と点が繋がっていくのを実感します。


・物が少なければ無駄もなくなり、掃除も管理もラクになる
・無添加にこだわって素材の美味しさを活かそうとすれば、味付けがシンプルになって調味料も減る
・環境を考えてナチュラルクリーニングを意識すれば洗剤を買わなくなる

などなど。

結果、さまざまなところでゴミが減る。


こんな具合に、最近、家の中、ライフスタイルを自分たちらしくシステム化していっています。

もちろん。無理しない範囲で。


防災への意識が高まったきっかけ

私の目指すライフスタイルに最近加わったのが、ミニマリスト的な防災への意識。

それは突然やってきた災難。
記憶に新しい、まさに先日の関東の大雪。関東圏に住んでいる我が家も、少なからず影響を受けました。雪の降った当日は早めに子供の迎えに行き、事故も何もなくほっとしたのも束の間。

翌日の保育園の帰り道。通行止めになったままの近くの高速道路の影響で、保育園を出て1時間半かけても保育園のあるエリアから一歩も抜け出せない、という事態に。

夫と車を置いてみんなで電車で帰ろうか、とも話しましたが結局近くで晩御飯を済ませている間に渋滞が解消され、なんとか帰宅することができました。(子供のご飯の時間が迫っていたので、帰るよりご飯を優先しました)

16時に保育園を出て、家に着いたのは20時半(通常であれば最速30分の距離)。子供の就寝時間、少しオーバーでなんとかなりました。

が、

もしこれが、大震災のような大災害だったら?車に閉じ込められたらどうする?

夫と想像したら、ゾッとしました。今の車には、そんな災害に対する備えは、全くない。幼い子供を連れている我が家としては大問題です。

それからすぐに、本屋さんで偶然、東北の大震災で被災したというママさんが書かれた本が目につき、即買い。その本を参考に少しずつ時間をかけて、最悪の事態を想定しながら備えることにしました。


ミニマリスト的、防災対策

キーワードは、ここでも「ミニマリスト」でした。

何でもかんでも備えれば良い、というものではないし、備えが居住空間を占有するような事態は避けたい。

基本はローリングストック法ですが、消耗品以外のものでも、普段も使えるようなもの(どうしても災害時にしか使わないものも出てきますが、なるべく)、を意識して揃えようと思っています。

あと日常でできることとして、やはり普段から家の中をスッキリさせておくのも大事、とありました。ごちゃごちゃと物があれば、その分落ちてきて歩く場所が無くなったり、割れ物や背の高いものがあるのも危ない。

実際書籍にも「ミニマリスト」というキーワードが出てきていて、ここでもミニマリストって繋がるんだなぁと。ストックを備える、普段使わない、”いつかのため” のものを持っておくという備蓄の考えとミニマリスト、ってなんだか相反するイメージがありますよね。


完璧にはできないけれど、意識はいつでも変えられる

そんなわけで、ミニマリスト的生活を目指したい、サスティナブルに生きたい、そして、防災にも常にアンテナを張っていたい。

全てを完璧にはできません。日々子供のこと、仕事のこと、毎日のご飯の献立まで笑、考えることは他にも山ほどあります。

でも、しがない主婦が少し意識を変えること、少し行動を変えること、それが次の”何か”に繋がるかもしれない

実際、SNSやこのnoteを見ていても、私が今noteに書いているようなことを同様に発信している方は多く見かけます。それだけで、一人じゃないなって思えます。

そんな気付きを得られたことは、とても大きいです。私には具体的にこうするべき、と発信するほどの知識はまだありませんし、そんな偉そうなことは言えませんが。

こんな考えの主婦もいるんだなって知っていただければと、長々綴ってみました。

ここまで読んでくださった方、通りすがりの方も、ありがとうございます😊

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