Xジェンダーについて-自己紹介続き-
自己紹介で書いたFtXという性自認について早速触れていきます。
私のアイデンティティの一つなので、自己紹介②として読んでいただければと思います。
Xジェンダーとは
私は性別は女性ですが、精神面で自分のことを女の子だと思ったことはありません。
同時に男の子だとも思っていないので、Xジェンダーに含まれるのではないかと考えています。
きっかけ
私は、一般的な女の子っぽいことが苦手で、そこから遠ざかろうとしたら服装や髪形がメンズライクになってしまっただけだと思っています。
友達によると、思考も女の子っぽくないらしいです。
「いつからそんな風になったの?」と聞かれることがありますが、記憶上ではきっかけなどはありません。
過去の写真を見る限り、幼い頃から男の子用の服を着ていたり戦隊もののおもちゃで遊んでいたりしていました。
スカートは保育園の入園式以来履いていません。(大学の悪ノリで履いた)
スカートを履くなら学校に行かないと言い張り、私服の中学校に通える学区に引っ越し、高校では制服でスラックスが選べるところを受験しました。
それくらい女の子になりたくなかった私ですが、何故かと聞かれると「しっくりこない」としか言いようがありません。「似合わない」「性に合わない」とも言えます。
周りの環境
こんな私がポジティブで自分大好き人間に育つことができたのは、10割周りの環境のおかげだと思っています。
幸いなことに、これまでの人生で、見た目や性格について周りから否定されたり非難されることはほとんどありませんでした。
小学生の頃に嫌なことを言われ泣くことが一度だけありましたが、この記事を書くまでは忘れていたくらい、今となっては些細な事です。
特に家族から否定されなかったことはとても大きいです。
母子家庭で裕福ではなかったにも関わらず、欲しいものは買ってもらい、やりたいと言ったことはやらせてもらいました。
中学に上がる時も、制服のない学校を調べて、兄の高校受験もその付近になるように調整していたと思います。
友達については、そもそも否定的な人は自然淘汰されているんじゃないかなと思っています。
私の周りにいる人は、むしろ「面白い」とか「かっこいい」と肯定してくれることがたくさんあります。
普段は冗談で誤魔化していますが、ここで密かに感謝をしておきます。
そして、職場でも「ボーイッシュだね」で済まされていて、突っ込んだ質問をされることもありません。
独り言
何の不自由もなかった私が、困っていたり迷っている人に言えるようなことはないので、ただの独り言です。
私は、私がたまたま運がよかったとは思っていません。
どんな人でも自分を受け入れてくれる環境は必ずあると思います。
それも想像しているよりたくさん。
苦しいことがあるほど視野が狭くなってしまいがちですが、そんな人が上手く逃げるための手助けができれば嬉しいです。
友達と喋りながらの原稿は捗らないと知った倉式珈琲店にて
今回急に真面目すぎて草