“30代婚活”の自分ルール -その2-
前記事 “30代婚活”の自分ルール -その1-に続き、この記事では残りの4~6について詳しく書きます。
4. 自分の「許容範囲」を大事にする
5. アリでもナシでも毎回、相手と自分を分析し、今後の活動に生かす
6. 心が疲れきってしまったら、無理せずペースを落とす or 一旦辞める
【4. 自分の「許容範囲」を大事にする】
別記事の婚活自己分析の「絶対に譲れないことは?」で詳しく書きますが、結婚できる相手かを見極めるには、相手の言動で自分が譲れないこと・許せないことがないかを考えることが、とても大事だと思っています。
心理学的にも、人は一緒にいる人と好きなことが異なるより、自分が絶対に嫌なことを相手がする方がストレスが大きく、関係に影響を及ぼすそうです。これは友達・職場の人間関係で考えても納得できるのではないでしょうか?
結婚の先には生活が続きます。心の中で「も~(イラッ)」と思うくらいのことは、話し合いで解消もできると思いますが、個々の本質に関わることの解決は難しいと思います。指摘しあうこと自体で関係が悪化したら意味ないですしね。「今はこうだけど、いずれ変わってくれるかも」という期待も、経験上、悪化はあれど、上手くいった話はほとんど聞きません。浮気癖・ギャンブル(限度越えのもの)・暴力・暴言などは代表格でしょうか。
「許容範囲」を考える時のポイントは
1つめは、絶~対!!に譲れないことだけに絞る。
項目を増やすこと=候補者を狭める と理解した上で考えて下さい。自分も相手との違いを受け入れる最大限の努力をすることは大前提です。
2つめは、自分の我慢の限界値を70%で想定して考える。
1と矛盾するようですが、これは重要です。普段頑張りすぎてしまうタイプの人ほど、是非意識して欲しいです。「全力で我慢すればギリギリいけるかなぁ、、」という項目は許容範囲外。”譲れないこと”にした方がいいです。
長い結婚生活、心の余裕度合は波がありますし、想定外のことも起こります。しかも独身の時よりもストレスの対象は増えます。生活するうちに相手との新しい相違が出てきたり、さらにお互いだんだん遠慮がなくなってくるので、今よりもさらに習慣の違いは大きくなることもあります。
そんな時に、どう解決するor受け止めるべきかを冷静に考えることができる心の余力を残しておくことが、程よくリラックスできる関係でいるカギのような気がしています。
逆に、間違っても「相手が何をしても私が我慢すれば大丈夫」的な考え方はしないでください。無理している空気はいずれ相手に伝わりますし、お互い不健康になり、結局破綻につながります。それでは本末転倒です。
”できるだけ長い目で見て、無理せず、自分に正直に”考えて、リスト化してみてください。
【5. アリでもナシでも毎回、相手と自分を分析し、今後の活動に生かす】
人に会っている時は全力で相手を知ることに集中します。(※顔に出さないように!)そして、会った後は毎回、相手と自分の言動について振り返って分析することが大事です。
成果として分析を積み上げることで、自分だけのデータべースができあがっていって、意味のある経験になります。
アプリや紹介などで会うまでのやりとりがあった場合なら、プロフや文面からのイメージと実際の印象は同じだったか、どう違ったか。
【また会いたいと思える人だった時】
相手の言動のどこに魅力を感じたか?まだ見えていない内面・気になるところは何か?自分(私)の人となりに相手は興味を持っていますか?結婚の意思は見えましたか?本当に独身ですか?
良い!と思った場合でも、夢中になる前に冷静に考えてみること!
婚活中に素敵な人と出会えた嬉しさって半端ないですよね。すっごくわかります!!わかりますが、出会った時こそ冷静に考えて慎重に進めることができるかが、その後の大きな分かれ道です。
特に恋愛体質の人。過去に周りの人たちが止めるような人と、苦言をスルーして付き合い続けた経験のある人は自分が恋愛脳になりやすいことを強く意識して、一旦立ち止まって考えてください。あくまで恋愛じゃなく婚活です。
ここで役立つのが、4の許容範囲リストです。冷静な時の自分の感覚を思い出してください。
”運命の人に出会った直感”的なものも、私もあるとは思っていますが、それでも意地でも冷静に、客観的になってください。
まだ見えていない部分や、見る必要のある部分は必ずあるはずです。
相手と日が浅いうちは、疑う気持ちも必要です。
実際、結婚に本気&誠実で、しっかりした男性ほど、気になることははっきり聞いてきたり、感じの良さはありながらも慎重に接してくる人が多かったように思います。
むしろ”君ならなんでもウェルカム”な空気をだしてくる人は要注意です。
(仮に本当に純粋な人だったとしても、初対面の人に警戒心ゼロな人は結婚後も多分大変ですしね)
【もう会わなくていい と思った時】
相手のどんな言動で「ない」と思ったか。なぜそう思ったか。その判断に後悔はないか?自分の言動に問題はなかったか?
会っただけで疲れて、考えたくもないようなとんでもない人と会った後は疲労&心底ガックリしますが、会うまでのやりとりから振り返ってみると、文章の癖とか、送信時間とか、待ち合わせ日時決めがスムーズに行かなかったとか、どこかしらで「ん?(合わない予感)」って思った節があったりするんですよね。
残念回はなるべく回避した方がいいので、”何に「ん?」と感じたか”と、実際の人物像を照らし合わせてみるのもいいデータになります。
私は最後の方には「ん?」の度合で、”何系で、どのくらい合わなそうか” がイメージできるようになっていました(なってしまった、、というか)。「ん?」を自覚しつつ、薄い望みをかけて会ってみたことも何度もありますが、予想通りなことが多かった....(悲)早めに気づけるに越したことはありません。
何度か会ったうえで「ない」と思った場合も、相手とのすべての時間を振り返って、「ない」の決定打になった事の片鱗が早い時点であったかどうかを考えてみるもの、今後の回避(時短)につながるかもしれません。
もちろん行き過ぎた思い込みはよくないですが、
自分の感覚+経験(+場合によっては心理学などの知識)を結びつけてデータベース化していくことで、徐々に誠実な人や、自分に合う人を嗅ぎ分ける力が養われます。そうなれば、どんな出会い方をしても良いご縁をつなげられるようになります。
漠然と「こんな人もいるんだ~ 勉強になった!」とかではなく、いいご縁を見つけるために少しだけでも具体的に考えてみてください。
せっかく時間とコストをかけているので、何かを得て進めたらいいですよね。
【6. 心が疲れきってしまったら、無理せずペースを落とす or 一旦辞める】
これは言わずもがな ですが、、一番大切なものは自分自身の健康な生活です。
婚活は、上手くいかないときは本当にめちゃくちゃしんどいです。私は自分自身が否定されているような独特の辛さを感じていました。
一生懸命人と次々会いながら、「いいな」と思った人に選ばれない辛さと、誰かを断る辛さ。理解していても心は痛む。終わりも見えない。
そんな感じで、気づかないうちに疲れ切ってしまうことがあるので、本当に注意です。
新しい人と会うことが億劫に感じたり、友達との話題が婚活話ばかりになっていたり、スマホを開けば婚活関連の情報をひたすら見てしまっている…みたいな状態になっていたら、ペースを落とすか一旦お休みしてみるのも良いと思います。
私は基本的に友達に婚活話をしていなかったのですが、それ以外の2つ状態でした。あとは、占いサイトに登録して婚期を占いまくったり…そして深夜になり、日々朝起きるのが辛い無駄な睡眠不足。。。ある日、そんな生活に本気で嫌気がさして鏡をみると、自分でもビビるほど顔が疲れていて、人としての魅力どころじゃない状態。それにショックを受けて、一度無期限で(結局半年間)きっぱり活動を辞めたことがあります。
そもそも”縁”のための活動なので、頑張って確率を上げることができても100%操作はできません。出来限りのことをしても上手くいかないのであれば、誰のせいでもありません。結婚している人=人格者でもありませんから、自分のキャラクターを否定する必要もありません。
あたりまえのことを忘れてしまうくらい疲れてしまったら、リセットも大事です。
もし結婚しなかったら、、、の人生プランをふんわり考えてみるのも、気持ちが楽になったりします。私は海外移住を本気で考えていました(笑)
大事なのは心身共に健康でいることです。
以上、 “30代婚活”の自分ルール でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。