私は誰?何をしているんだ?
こんにちは!現在、20代から40代の子育て世代向けに体感する石組み「いわしみず」の提案をしています。
建築家の先生のお宅やビルダー様を訪問させていただいています。そんな中、よくある質問が他にどんな作品があるのか。どんな庭づくりをしているのか。です。残念ながらそういうときにうまく表現できなかったり、緊張して自分でも何を言ってるのかわからなくなったりします(ご迷惑おかけしました)
こうやって少し休憩している時に考えてみると、自分のやっている庭づくりのコンセプトを端的に表現できないのは「情けない」の一言です。
それで、こうやってブログに書くことでまとめる作業をしている中、思いついた答えが『体感する庭づくり』かな。と!
もう少し整理します。
幼少の頃の遊び場である「茶庭」。遊び心豊かで美しい庭で過ごす楽しみを知る
住宅メーカーの会社員時の気づき「庭がある住まいは暮らしを豊にしていく」こと
修業時代には剪定・造園・石積みや石組みを通して、日本庭園のいろはを学び
茶人・庭師Y氏との出会いによる原点回帰
そして現在、庭づくりや剪定のお仕事をいただく中で、
大事にしていることは
・造り込み過ぎない。住む人が楽しめる余分を創る。
・日常生活・家事のしやすさを優先する。庭のスペースを無理強いしない。
・ライフステージにより住む人の感性と生活に合わせて作り替えやすいシンプルでコンパクトで負担の少ない無理のないデザインにする。
・枯山水や石メインの庭をおススメするのは、庭木の管理を少なくして、住む人の負担を軽減するためでもあります。
ざっくり今思いつくことはそんな感じです。
作庭例のパターンを伝えるならば
『(木々に包まれている山居を)体感する玄関アプローチの庭』
『(水の美しい造形を)体感する石組みの庭』
『(竹林に包まれて散歩を)体感する竹垣の庭』
つまるところ
「自然に包まれていると体感するふわっとした気持ちになるお庭づくり」を心がけてきました。
そのためには奥ゆかしさを出す工夫
空の広さを感じてもらう工夫
足元の力強さややさしさを感じてもらう工夫が必要です。
自然に包まれて生活してほしいと考えています。
ということで、次からは『私は庭師として「自然に包まれていると体感する。家に帰るとふわっとした気持ちになる庭づくり』をしてきました!』とお伝えしてみます。
まだまだ4期目で、わからないことや、模索していくことはありますが、頑張ります!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。