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デジタルでミニマムにしている部分

前提:スクリーンを見る時間

最近は画面を見る時間自体を短くして、見る時間も決めている。休みの日なら、正午から1時間を目安に、noteの記事を練ったりナショナル・ジオグラフィックを読むかしている。猿と鹿が交尾するだとか、お茶の効能とか、脳に蓄積されるプラスチック粒子の事など、好奇心を掻き立てられる記事が画面に躍っている。その中でも、時間のことを考えると読む記事はいつも1つで、1つをしっかり読むことに時間を注ぐ。
制限時間を決めることで、デバイスを触る時間がダラダラと間延びすることを防げる。

ネットから何か有益な情報を得られるとしても、それは少しだけ摂取することにしておいて、スクリーンから窓に視線を移してみよう。

窓で育つ白い菊(オステオスペルマム)が、
今年も花芽を付けていることに気付いた。
この感動を前にすると、
デジタルへの憧れは忘れ去られてしまう。

アプリの量

画面を見る時間が少ないと、必然的に使用アプリの量も減って来る上に、重要なアプリがより際立って見えるようになる。ゲームもEコマースアプリも何一つ入っていないスカスカのAppライブラリの中から、目的に応じたものを選択し、すぐ閉じる。

最近は家族からCDラジカセを譲り受けたので、音楽アプリの必要性も無くなり、デバイスから消え去った。

Gmailを活用する

幾つかあったGoogleアカウントの整理を試みた。今までは、プライベートアカウント、サブアカウント、間に合わせで作ったアカウント…のように幾つも散在していたが、プライベート用と仕事用の2つに大別することにした。
これまで使っていたメインアカウントはかなり古く、大学一年生頃に作成したものだと思う。これまで会員登録をした幾多のWebサイトから無益な広告の濁流が押し寄せ、就活サイトからも未だに案内がやって来る。今となっては必要無くなったこのアカウントは廃止し、新しいプライベートアカウントを作成した。

新規のアカウントでは、もう宣伝メールは立ち入らせない。
現在届く通知は、ETCの利用料金、ナショナル・ジオグラフィックの記事、購読しているクリエイターの方のメルマガくらいだ。これらは自分にとって全て目を通す必要があるもので、喜んでGmailからの通知をオンに出来ている。3日に1度通知が来るくらいだが、受信ボックスがこんなに静かになるのかと、逆にウズウズしているくらいだ。

デジタル・ミニマリズムは、単に色々なアプリ、アカウントを手当たり次第削除するだけに留まらない。それは不自然だろうし、便利な機能により生活しやすくなった部分は享受すべきだろう。残ったアプリ、機能を抜かりなく丁寧に、主体的な生活が脅かされない範囲に抑えて扱うことでデジタル・ミニマリズムは達成されると思う。

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こにたん
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