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田舎のイメージを変えてくれたスミノヤゲストハウス(後編)

前編を見ていない方はこちら

カレーパーティー


空も暗くなり始めた時、集まったみんなが共有スペースに置いてあるテーブルに集まった。

僕が座布団の上に座ったのと同時にカレーライスが運ばれてきた。

メイン料理のチキンカレーです。
スパイスの良い香りが食欲を増加させます。

スパイスの香りが部屋中に漂う。
良い香りなのですごく食欲が湧いてきた。

「こんなに美味しそうな香りと見た目をして
 いるから2,3杯はお替りできるだろう」

そう思っていたときに茜さんのお友達がハマチの刺身と周辺の畑で採れた野菜を使ったカルパッチョサラダをもって台所から出てきた。

テーブルに料理をならべています。


ハマチの刺身と、カルパッチョサラダは僕の大好物だ。
大好物の料理がたくさん並べられたとき、僕は心の中で叫んだ

「今日はごちそうだーー!!!
  イヤッフォーーーーイ!!!!!!!
  たくさん食ってやるぞーーオラァーーー!!」


それだけ興奮していたし、お腹が空いていた。
準備ができるとみんなテーブルを囲うように座る。缶ビールを片手に皆で乾杯をした後に
僕は早速カレーライスを1口食べた・・・



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「んーー美味い!」

スパイスが効いてて辛かったけどチキンとルーの相性が良い!
しかもご飯は近くの田んぼで作られたお米だからふっくらしていて食べ応えがある。

もうスプーンが止まらない!!

次にカルパッチョサラダとハマチの刺身を取り出して一口食べた・・・




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「ピャー美味いーーーー!!!!!」

ハマチの刺身はプリプリの新鮮で、わさび醤油との相性が良き

カルパッチョはハムとシャキシャキの野菜とドレッシングの相性が良かった!

スミノヤのバーカウンターに置いてあったお酒との相性も良かった。


何人かで卓を囲って美味しいご飯を食べたのはいつぶりだろうか・・・


ここ最近自粛で家にこもって味気ないインスタント食品ばかり食べていた僕にとって久しぶりの楽しい食事だった。

お腹いっぱいになったところで食後のチャイが出てきた。
ほのかなスパイスの良い香りがする温かいチャイは飲むとホッと一息つけた。

その後は消灯時間までみんなでゲームをしたり、占いをしたり、いろいろ喋ったりとゲストハウスらしく交流して楽しく過ごした。

そして消灯時間になった。
僕は歯を磨いて広々とした和室ドミトリーで眠りにつく。6月でジメッとした時期だが夜は涼しかったのですぐに眠りについた。


朝食

朝6時に目が覚めてしまった。

すごく気持ちの良い朝だった。

窓際で寝ていたので朝日が目にしみる。

起きて昨日騒いだ広間に行っても誰もいない。

少し座ってボーッと待っていると茜さんが起きてきた。

茜さん「コニタンおはよう!朝ごはん作るから待ってて」

小西「僕も手伝います!なんでもお申しつけください!(`・∀・´)」

茜さん「コニタンありがとう!助かるわ〜」

朝のハイキングを終えて戻ってきた茜さんのお友達も参加して3人で朝食準備をした。

鮭を焼いて・・・
みそ汁のみそを溶いて・・・
卵焼きをひっくり返して・・・
炊いたご飯をおにぎりにして・・・
色々とやることは多かったけど、みんなで作るからなのかとても楽しい。

そしてできあがった朝食がこちら↓

おにぎりは近くの田んぼで作られたお米を使っています。具材は梅と明太子です!

シンプルで赤、緑、黄、白と彩りのある朝食だ。

準備ができたので椅子に座り「いただきます!」
と一言言って手をつけた。

気になるお味は・・・







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「美味しい‼️‼️」

やはり近くで採れた食材は美味かった!
卵焼きはフワトロ、鮭は絶妙な塩加減、みそ汁は具沢山でおにぎりはふっくら

最高の朝定食だった!


チェックアウト、その後温泉へ

朝食を食べ終わると同時に旦那さんの田尻さんが起きてきた。

田尻さん「今日野球の試合に出るから豊岡行くんやけどついでに城崎温泉まで送ってあげよか?」

タイミングが良かった。

帰る準備を済ませて最寄りのバス停まで歩いてバスで帰ろうと思っていたところだったのですごくありがたい。

しかも、行きで降りた八鹿駅でなく城崎温泉駅まで送ってくれるのだ。
昨日喋りに夢中になりすぎてシャワーを浴び忘れていたのですごく都合が良かった。

小西「城崎温泉までよろしくお願いします」

素早くチェックアウトを済ませて田尻さんの車に乗った。

チェックアウト時一緒にカレーパーティーに参加していたオーナー夫婦のお友達がこっそりお見送りしてくれました

ここで茜さんと看板猫よしことお友達とはお別れ。

よしこは最後まで僕のところに寄ってこなかった(T . T)

車はスミノヤゲストハウスを出発した。
途中で野球の試合に出る田尻さんのお友達を何人か拾って城崎温泉へ向かう。

1時間ほどかかったと思うがその間僕と田尻さん達で仕事の話や香美町の話しでいろいろと盛り上がったので全く退屈はしなかった。


そして僕らを乗せた車は城崎温泉駅に到着した。

城崎温泉駅 温泉街の駅らしく暖簾がかかっています。

田尻さん「コニタンありがとうな!また小代に遊びにきてな俺たち待ってるで!」

この一言が嬉しかった

小西「あ、ありがとうございます😭また行かせていただきますー」

今までそのようなことを言われる機会があまりなかったので涙が出そうになった。

そして田尻さん達が乗った車は球場がある豊岡市に向かって走っていった。その車が見えなくなるまで僕は手を振って見送り続けた。


その後は城崎温泉に来たということで外湯巡りをして帰った。

城崎温泉駅の列車接近メロディは太鼓の音が流れます。
これも楽しみの一つ


こうして僕の1泊2日のスミノヤゲストハウス旅は幕を閉じた。


まとめ

スミノヤゲストハウスに泊まって田舎のイメージが変わった。

スミノヤゲストハウスに泊まる前の、田舎にあるゲストハウスのイメージは・・・

「虫がいっぱいいて、トイレは和式で、方言の訛りがひどくて、移動が不便で、肥料くさくてetc」

虫嫌いということもあってかなりマイナスなイメージを抱いていたが、スミノヤゲストハウスに泊まってからは・・・

「トイレは洋式で、中はリノベーションされてて綺麗で、頼んだら最寄りまで送迎してくれて、庭が綺麗に手入れされているからかそんなに害虫がいなくて etc」

上記のように良いイメージを抱くようになった。
場所によって多少違うところもあるけど

田舎のゲストハウス=虫多くて肥料臭い
という思い込みはなくなった。

むしろ周辺の田畑で採れた素材で作るご飯を食べたいから田舎にあるゲストハウスにもっと行ってみたいと思うようになった。
(他にものんびりしたいとかたくさん理由があるけど)

たった1泊2日だけではあるが
田舎のイメージを変えてくれるような素晴らしい体験をさせてくれたスミノヤゲストハウスには
とても感謝している。

またみんなで美味しいご飯を食べたいので今年のどこかで宿泊しに行こうと思った。

さて、いつ行こうかな・・・


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