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育休明け1年ぶりにKit Oisixを復活させたら、やはり楽で美味しかった話

昨年の春に産休に入ってから、それまで続けていたoisixをずっと休止していましたが、先月再開しました。
ご存じない方のために説明すると、Oisix(オイシックス)というのは食品宅配サービスです。

<Oisixの特徴>
・野菜を中心にスーパーで購入するよりは高めだけど、素材の味が濃く美味しいものが多い
・ヤマト宅配便で届くので、他の生協と異なり日時指定ができる
・パソコンで頼むにしろ、スマートフォンで頼むにしろ、注文画面がシンプルでわかりやすいので、ストレスなく注文できる
※全て個人の見解です

そして私がOisixの最大の特徴だと思うのは、K it Oisixという名前のミールキットの充実度です。ミールキットというのは、レシピと食材(一部調味料も含む)がセットになっていて、献立を考える・食材を購入する・食材を下ごしらえするという料理に必要な3つの工程を短縮化することができる商品です。

Oisixのミールキットは、メイン+副菜がセットになっていて20分で全て作れるようになっています。鯖の味噌煮やハンバーグといった定番メニューから、平野レミさんや栗原心平さんといった人気料理家監修メニューや、賛否両論の笠原さんやトゥーランドットの脇屋さんといった人気レストランのシェフ監修メニューがあり、和洋中エスニックと幅広いジャンルを網羅しています。かつメニューが毎週入れ替わっていくので、飽きることがありません。

このサービスを利用し始めたのは長男の育休復帰後で、帰宅後の短い時間で夕ごはんを作らなければならないストレスを軽減するためでした。

ただ私は料理が嫌いなわけではなく、本来は考えるのも買い物も作るのも好きです。好きな料理家さんのレシピがでれば、買ってすぐ再現したりもします。なので次男の産休に入って時間ができるようになってからは、Oisixを休止していました。

産休育休時は2日単位で献立を考え、育休復帰2ヶ月前からは復帰後に備えて1週間の献立をまとめて作っていました。

1週間の献立を作るのは土曜日の夜。次の1週間の天気と気温を調べて、それぞれの日でどんなものを食べたくなるか想像しながら、献立を考え、それを日曜と水曜の買い物リストに棚卸し、当日食事を作るというルーティンを繰り返し、復帰後もこれでいけそうだな・・・と思っていました。

が、甘かった・・・。
自分のキャパシティを読み間違えていました。
復帰後2週間はなんとかこれでやったのですが、ちょっともうしんどいなと感じました。

しんどかったのは、土曜の夜に1週間の献立をまとめて考えることと、当日に献立の段取りを考えることです。

考えるためのエネルギーの総量は、私の場合決まっています。
復帰してからは、仕事で考えるエネルギーを使い切ってしまうので、他のことはできるだけ考えたくない・・・・。献立はもちろん、当日作るための手順を考えるのも脳のキャパをくいます。その点レシピがついていれば、どれもその通りに手を動かすだけなので、考える必要がありません。(Oisixのレシピは6工程前後でかなり簡単です)

というわけで、先週1年ぶりにKit Oisixを注文しました。

頼んだのは、この3つです。

ぶりのあおさ揚げごまタルタルソース&和風おかかナポリタン

4種野菜と鶏肉のさっぱり揚げ浸し& 海藻とたっぷり玉ねぎのおかか和え

とりわけOK!チキンジャンバラヤ&3種野菜のまろやかコンソメスープ

月・火は休みの余力でやれるのですが、中盤になってくるとエネルギーを溜めておかないと仕事がのりきれないので、宅配を水曜に届くようにして、水・木・金の夜ご飯はKit Oisixにしました。ここにホットクックで作った常備菜を1-2品たせば、品数も充分すぎるくらいです。

どれも美味しかったです。家族にも好評でした。
同じメーカーの商品だと味の傾向がなんとなく同じになりがちですが、Oisixの場合はそういうことがなく、どれもそれぞれの具材の良さが引き出された自然な味付けになるんです。

ちなみに子どもとりわけメニューの場合は、子どもの月齢によって味を調整する工程や、子どもがお手伝いできる工程がレシピに書いてあります。
細かい部分ですが、この商品を購入したユーザーがどんな場面でこれを使用するかを考え抜いているんだなと感じます。細部に徹底的なユーザー目線が宿っていることが、その商品への愛着や信頼度を醸成するんだよなぁ。

もちろん自分で全てするよりは割高になりますが、現在の我が家では2人前の分量で大人2人幼児2人がたっぷり食べられますし、何よりノーストレス!

我が家ではノーストレス!が正義です。

料理を楽しむのは、余裕があるときのお楽しみにします。DINKS時代に愛用していた使い込んだstaubを使った煮込み料理などは、もはや趣味や余暇の領域です。毎日の料理は、いかにノーストレスで美味しさをあきらめないか、を大事にすることにしました。

とりあえず、しばらくこれでやってみます。


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