だって、そこは私の場所
今日は、私が起業家として感じた「居場所の危機感」について話したいな。同じような悩みを抱えているあなたに、少しでも共感してもらえたらうれしい。
初めての危機感
起業して数年、順調に事業が成長していると思ってた。
でもある日、ふと強い不安感に襲われたんだ。私と同じ業界で同じようなサービスを提供している知り合いの起業家が、急速に成長しているのを知ったときだった。
「あの人があそこまで成功しているのに、私はこのままでいいの?」
そんな不安が頭をよぎったんだ。
焦りと葛藤
その不安を抱えたまま、何度も夜中に目が覚めて、自問自答を繰り返した。「どうすれば彼女に勝てる?私の強みって何?」頭の中は混乱して、焦りと葛藤の日々が続いた。
ある夜、ベッドの中で泣きながら、鏡を見つめて自分に問いかけた。
「私、本当にこのままでいいの?このままじゃ、全部失ってしまうかも。」
そんな不安が押し寄せてきたことあったんだ。
こんな時に、すぐに友達に相談できることができなくて。
何故なら、カッコつけだったり、意地を張ってしまうところがあるの。
なんか、急にこんな相談したら、「困ってしまうかも」とそんな気持ちに囚われてしまったんだな。
そんなモジモジは、自分で下山しないと、解決しないと思い始めたんだ。
あっ、もう無理やん。
疲れた、疲れた!!!
山に行って、思わず叫んじゃったのよ。
それからブツブツ行って下山すると思いの外、
あれ、そっか!とうなづいた私。
クリアになっていく自分がいたんだ。
何に疲弊していのか
日々の業務に追われる中で、疲弊していた理由はたくさんあった。市場調査、クライアントとの打ち合わせ、チームのマネジメント、そして新しいアイデアの開発。毎日が忙しく、時間に追われて、自分自身の時間がほとんど取れなかった。さらには、同業者が次々と新しいプロジェクトを成功させているのを目の当たりにして、プレッシャーも感じていた。「私ももっと頑張らなきゃ」という焦りが、常に私を追い詰めていたんだ。
再発見の時間
その後、私は自分自身に向き合う時間を作った。
カフェに行って考える時間を持つようにしたんだ。ノートに感じたことを書き出し、私のビジネスの本質を見つめ直した。
「私の強みは何だろう?お客様が本当に求めているものは何だろう?」そう自問自答する中で、私のオリジナリティに気づいたんだ。
下山して見えてきた世界
それから、ただ同業者を追いかけるんじゃなくて、オリジナリティを強化することに決めた。
お客様との自分の関係をさらに深めるための取り組みを始めた。
「私しかできないことをしよう」っていう合言葉のもと、一人自分を抱きしめたの。
自分が可愛い、可愛い、愛でるのは大事。
自分を愛おしくなれば、相手の気持ちも理解しやすいと気づいたの。
自分を責めると、クライアントに責めるような提案をしてしまう。
つまり、自分を責めながらサービスを提供しても、疲弊してしまうことに気がついただよね。
競争することが良しとは限らないよね。
居場所の再確認
一度は感じた居場所の危機感。でも、それがあったからこそ、私はさらに強くなれた。
その不安が私を成長させる原動力になってる。不安は完全には消えないけど、それが私を前に進ませるエネルギーになってる。