見出し画像

身をまかすこと

自分が何ものかと、探る時に行動したのは、
身をまかすこと

長い間ワタシは、先回りでいつも相手が何をしたいかを優先にしていたけれど、突如それらをやめるには、何をしたら良いのだろう。

そこは自分のチカラで、到底思いつかない。

来る日来る日も、思考の癖がワタシを抑え続けて、いつのまにかぼんやりすることが多く、
ついには、人と話すのも苦痛になっていた。

恐らく、自己否定と戦っていたのかもしれません。

ワタシの「アイディンティティ」はどこにあるのか

自分自身と向き合う時間を作り、内省することが必要です。また、他人と比較することなく、自分自身と向き合い、自分自身の価値観や目標に忠実であることが重要です。この過程で、自己理解が深まり、自信を取り戻し、他人とのコミュニケーションもより豊かなものになるでしょう。

クライアントには、このような事を伝え続けていたはずなのに、いざ自分事になると、立ち止まってしまうことに気がつきました。

長い間、私は無意識に相手のニーズを先回りして考え、相手が何を望んでいるのかを優先して行動してきました。それは、相手を喜ばせたり、良好な関係を築くための一つの方法だと信じていたからです。

でも、ある時ふと気が付きました。
それをやめるにはどうすればいいのか、と。

自分の行動のパターンを突然変えることなんて、簡単にはできません。今までの思考の癖が、無意識に私を支配していたからです。毎日、相手を優先してきたことで、いつしか自分が何をしたいのかさえわからなくなり、ぼんやりとした日々を送るようになっていました。

ついには、人と話すこと自体が苦痛に感じるようになってしまいました。

もしかしたら、それは自己否定との戦いだったのかもしれません。

「私のアイデンティティはどこにあるのだろう?」

そんな問いが頭の中を巡るようになりました。

私は、クライアントに対していつもこう伝えていました。「自分と向き合う時間を作り、内省することが大切です。他人と自分を比較することなく、自分自身の価値観や目標に忠実であることが重要です」と。けれども、いざ自分のことになると、そのアドバイスを自分に向けるのがいかに難しいかを痛感しました。

本当、これ自分となると混乱します。

ふと振り返ると、私は本当に「自分らしく生きているだろうか?」と疑問を抱き始めました。自分の内側にある声に耳を傾け、他人ではなく自分の感情や欲求に従うことができているのか。この問いに対する答えを探し始めた時、私は初めて、自分の行動に疑問を持つようになりました。

自己否定や不安と向き合いながら、私が本当に望んでいることに気づくまでには時間がかかりました。だけど、そのプロセスこそが、本当の自分を取り戻すための大切な一歩だったのです。

自分に対して優しく、正直でいることが、思いのほか難しいと感じる瞬間が何度もありましたが、その度に少しずつ前に進むことができました。

この経験を通じて学びました。ホンマに。。。。

変化は一瞬ではなく、日々の小さな選択の積み重ねによって訪れるものだということを。

自分を優先することは、決して自己中心的な行動ではなく、他者との健全な関係を築くための大切な基盤なのだと。自分を理解し、自分の価値観に従うことで、他人とのコミュニケーションもより豊かで意味のあるものになっていきます。

これからも内省のプロセスを続け、本来の自分を大切にしていこうと思っています。そして、その過程で見つけた気づきや学びを、クライアントとも共有しながら、共に成長していけるようにいきたい。



いいなと思ったら応援しよう!