主観の回復
主観がなくなった私は、
全く先が見えなくなっていた。
「求められることの評価」を糧にしていた代償は、本当の意味を知って愕然とする。
ある人に、あなたの本当の望みはなんですか?
ブランディングを長い間クライアントに提供していたのに、私は何も、おもいつかない、かなりの重症だったと気が付く
他者の喜びだけを考えるようになり、自分の事は後回し。
何をしても、相手が喜ぶにはどうしたらいいだろう。
主観なんて全くありもしない。
悩みを解決する、寄り添う。
美徳の勘違いに気がついた時、自覚した時、ワタシは一気に露頭を迷った。
受け答えができなくなっているの。
わ た し は な に を し た い の
ショックを受けた反動は、おかしなな行動をはじめたのだ。
誰かを批判する、嫉妬をする様は、狂っていた。
後に冷静になって、気づく。
文字に起こすと本当に、えぐい。
ようやく、ワタシは自分の意見を言っている人、わがままな人が、とっても羨ましいことに気がついたの。
嫌いじゃないの、羨ましいの
本当はあなたみたいになりたい
プライドが邪魔して、挙げ句の果てには収まりどころが見つからなくて、切なさが込み上げて、やっと私は、自分を可愛いと思った。
こんな自分、あなたも心当たりないかな。