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#012 九十歳。何がめでたい お手本にしたい!

タチカワシネマクラブ 副部長のいとやんです
映画の街 東京立川市にある3つの映画館で今(2024年8月22日)に上映されている作品を一つ、週に1本紹介しています。

だがしかし、今回は立川を飛び出してJR青梅線 東青梅の駅から徒歩7分 シネマネコで現在上映されている
『90歳。何がめでたい』をご紹介します。

映画の紹介の前に映画館を紹介します!

実は東京都青梅市も映画の街だったのです。
全盛期は3館あったそうで、その名残といいますか、町おこしの一環として町のいたるところに当時を思い出させる映画の手描き看板が観られます。

シネマネコは青梅織物工業協同組合の敷地内にある、昭和初期に建てられ旧都立繊維試験場として使われていた、国登録有形文化財の貴重な木造建築物をリノベーションしています。東京で唯一の木造の映画館。

63席の椅子は新潟県十日町の閉館になった映画館から譲り受けたものだそうです。とても綺麗な状態ですよ。

こんな風に年を重ねたい

さて、『九十歳。何がめでたい』は昨年100歳を迎えたエッセイスト佐藤愛子さんの大人気エッセイが映画化されたものです。
主役の愛子さんは御年90歳の草笛光子さんが演じられています。
いやぁ、綺麗!美しい!

多くのシーンが佐藤愛子さんのリビングと仕事部屋なのですが、この作り込みが凄い!細かい。 こんな部屋あるよねっていう素敵なお部屋。おそらく愛子さんの実際のお部屋をそのままそっくり再現したのでしょうが、ゴミ箱とか食器とかがリアルでした。
文化人の家って感じ!


脇役が豪華!

ほんのワンシーン、セリフがほとんどないにも関わらず
オダギリジョー、石田ひかりなど豪華な俳優陣が脇を固めています。
そしてめっちゃ笑える!
愛子さんの担当編集者に唐沢英明さんもさすが!面白い。ぼさぼさヘアーで、初めは誰が演じているのか分かりませんでした。

なーんにも考えずに、ただただ笑いたい方はぜひ!
そして、シネマネコにも一度足を運んでみてください。
2,12,22日は1000円です!


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いとやん▲毎朝貴女の背中を押すエッセイスト
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