佐伯が私に何をしてくれるかを期待するんじゃなくて、私が佐伯に何をしてあげられるかを考える。
昨日はコロナ禍の世界でふるさとのために何かを起こしたいという情熱を抱いた大学生たちとのZOOM勉強会。
まっすぐなパッションに対してゲストスピーカーの言葉が心地よく響く時間でした。
ゲストスピーカーは
①さんかくワサビオーナーの中村香純ちゃん
②佐伯市役所公務員ユニットDOCREの河野寛功くん。(左のイケメン)
公私ともに二人とは顔を合わせることがあるけど、大学生に向けて話す言葉を聞いているとまた違った一面を感じることができて新鮮だった。二人とも、今までの人生やこれからの人生について語ってくれていました。
二人に共通していたのは
「佐伯が私に何をしてくれるかを期待するんじゃなくて、私が佐伯に何をしてあげられるかを考える。」
っていうマインドだったと振り返って感じています。
「佐伯に」という一言でまとめると何か偽善的に感じてしまうけど、「佐伯」という二文字を二人の話から因数分解してみると、その背景とか行間とか奥行きの中には「恩送り」だったり「出会った人」だったり「船頭町」だったり「後藤さん」(←ここは二人の共通項)だったり、色んな文脈の中で「この町に何をしてあげられるか」を考えてるんだなと。
二人が言ってる「佐伯」「この町」っていう言葉の裏側には「人」が大きく映し出されていることに気づいたし、自分自身も「この町に何かしたい」と思った時に、場所としての佐伯ではなくて佐伯にいる「人」「仲間」を思ってるんだなと気づいた
使命感もあるだろうけど、それ以上に楽しいことをしたい、ワクワクしたい!が先頭を走ってる感じ。
そして、起こしているコト(船頭マチイチ、ゲストハウスなどなど)自体の意味をそれほど重要視していなくて、「体験とか経験の延長として今を切り取るとそういうことをしている」っていう部分も素敵だった。「何かやらなきゃ」とか、「これをやる意味・意義・目的はなんだ?」みたいなコトを考え出すと煮詰まってワクワクできなくなるんだけど、二人はシンプルにワクワクを羅針盤にしてた。
楽しいだけじゃ割り切れない現実もあるだろうけど、それをまた乗り越えていくワクワクを持続してるし、たぶんこれからもワクワクさせてくれるだろうな!
佐伯市出身じゃない二人からの佐伯愛を受けて、さてまた明日から頑張ろう!ってエネルギーを注入された。大学生たちも色々なアイデアを実現しようと走ってる。
この町を思い、この町で何ができるかを考えてるメンバーがどんどん増えているし、その仲間たちが有機的につながりあっているのが本当に心地よく有り難く勇気をもらえる。
佐伯のまちはまだまだこれから、もっともっとワクワクできる人であふれていきますよ!