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働かないおじさんは如何にして生まれしか③

前回からの続きです。働かないおじさんが生まれる要因を整理することで、自分はどのように仕事のモチベーションを保てばよいのかを考察するシリーズ最終回。鬱になりそうなテーマなので、最後は楽しく!


パターン4:時代とともにスキルチェンジできなくて戦力外

はい!リスキリング案件です!

私も社会人になって十数年、世の中の変化というものをひしひしと感じております。世の中どころか組織のトップが変わるだけで評価されるスキルも変わったりするから、スキルアップ&チェンジは欠かせない

ですが!

ようやく実感しました。年齢を重ねてからのスキルアップ&チェンジの難しさが。※このあたりから想像入ります!

まず、ベテランの場合、多くの人にはすでに何かを極めた事がある状態だと思います。きっと若手の頃に泣きながら身につけたのでしょう。この状態で新しいことを学ぶと、そのあまりのできなさに、

「素人かよ!?」

というセルフツッコミが脳内を駆け巡ります。極めた事があるからこそ実感できる素人っぷりというものがあるのです(あ、ごめんなさい、想像です)

ここで20代なら諦めることはできません。他になにも武器がないのだから。でもベテランにはあるのです。自分の得意な事という武器が。こんな素人くさいことをやっているくらいなら、得意な事を活かしたほうが会社の為にもよいのでは…という思考が頭をよぎります。そうやって得意な事を続けていくうちに、その得意な事はいつしか陳腐化し、新しいスキルは育たず…。

さらに!

学びには、よき指導者が必要。いや、まあ、いなくても何とかなるかもしれないけど、色々フィードバックをくれる先生的な存在はやっぱりいて欲しいところ。※こっちは体験談です!

20代だと先輩とか上司とか、周りに先生的な存在がたくさんいるし、この間まで学生だったので教えを請うのも抵抗が少ない。

しかし歳を重ねるとこれが難しい!プライドが邪魔して〜とかじゃないですよ!自分が教える立ち場も経験しているので、その大変さも知ってるし、「今忙しいんだけどな…」という経験もあるから、なんだか相手に教えを請うのが申し訳なく思ってしまう。相手の時間を頂いて、教えてもらったからには、モノにしなければというプレッシャーが違うのです。

かくして真面目な人ほどリスキリングは難しい

パターン4の対策?

リスキリングの一番のコツは、周りの迷惑を考えない、ではないでしょうか?素人でもOK!最初はみんな素人!いいじゃん、新しいことできるようになるの楽しいもん!ちょっとくらい周りに迷惑かけて色々聞きまくってもいいじゃん!大人のチャレンジは迷惑と紙一重!得意な事が陳腐化する前ならギブ・アンド・テイクもできますね。仕込みは早い方がベター

それでも気が引けるなら、ある程度は大人の経済力で解決ですかね。大学に学び直しに行くとか、講座に通うとか、お金の発生する方法をあえて選んだり、色々と教えてもらうことがあったらお菓子やお酒を貢ぐとか、ランチを奢るとか。

パターン5:単純に体力の限界

なんだかんだ書きましたが、最後はやっぱりコレですよね。加齢で、もう頑張る体力が残ってない。

人によっては親御さんの介護問題も抱えていて、仕事どころじゃねーよ!って方もいるでしょう。私も健常児2名のアレコレだけで、かなりのリソースが…。ポンコツ。

色々と対策を書いたけど、全部、ある程度の気力と体力がないと、絵に描いた餅

パターン5の対策?

こればっかりは自然の摂理。どうしようもないですよね。30代後半の自分でさえもう色々感じるもの。いわんや50代をば。

せめて、ぐっすり寝て、ちゃんと栄養あるものを食べて、定期的に運動して、毎日ハッピーに過ごす生活を、今日から、今から続けること!

あとは運です!

おわりに

働かないおじさんにならないために!と思って色々調べたり、考えたりしましたが、やっぱり構造的な問題も多くて、働かないおじさんになったらなったで仕方ないんじゃないの、って気持ちになりました。

ただ、座して死を待つよりは、せいぜい足掻いて、これからの社会人生活を楽しくアグレッシブに過ごしていくぜという気持ちになりました!まあ、いつリストラとかあるかわからんし(笑)。

私が入社したとき、後ろの席の方は1日中昼寝をしているような人でした。働かないおじさんとも呼べる存在でしたが、その人、よく私にお菓子を買ってきてくれたし、なんか色々あるんだろうな〜という感じで、私は好きだったな。

以上です。結論は…

人生はなるようにしかならん
ケ・セラ・セラ

勝手に色々考えて、勝手に肩の力が抜けた、そんな独り言に、ここまでお付き合い頂いた方がいらっしゃいましたら、ありがとうございます。

よい風が吹きますように!


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