[アニメ]グレイプニル

#大雑把にレビューする

雑な紹介をすれば、ひょんなことから着ぐるみの化け物に変身できるようになった男の子が、偶セクシー女子と偶然(?)出会って、女の子がその着ぐるみに入って戦うっていう作品です。
なかなか面白い設定なのですが、着ぐるみの中身が内蔵のような生肉で、そこに裸に近い女性が快楽を連想させるような描写で入っていくっていう作品でもあります。
とにかく性表現が露骨で下品なので気持ち悪さすら感じて苦手なタイプの作品で、お茶の間では見られない作品ではありますね。

お話自体はなかなか面白くて後半に至っては要素を詰め込みすぎではとも思えるくらいの密度なので、そんな下品なお色気シーンに頼らなくても魅せられる作品になったのではって思っちゃうのでそこが本当に残念。
3話くらいまでは「不快だけど最後まで観ずに判断するのはよくないな」という義務的感情が大半だったのですが、「この先どうなるんだろう」が加速して一気見したのは自分でもびっくりでした。

作者さんがいろんな作品からたくさんの影響を受けた結果、表現したいものが多すぎるのか要素を詰め込みすぎてる感じは否めないです。
よく言えば密度とボリューム感のある作品ですが、悪く言えば取っ散らかりをエロ要素で乗り越えようとしてる作品とも言えちゃいます。
でも、印象に残る作品というのは間違いないので、その時点では成功なのかもしれません。
もしもアニメの続編があればもう見ない...ではなくて、人目につかないところでこっそり見たいなと思ってるのでやっぱ面白かったのかなぁ...

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★★★☆☆(3/5点)

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