【パラ陸上 | あれこれ#52】女子走幅跳で義足ジャンパーが7mを越える日
パリ🇫🇷パラリンピックまで23日となりました。
義足ジャンパーと言えば、マルクス・レーム選手(ドイツ)で8m72cmの世界記録保持者(T64クラス;片足下腿切断により義足使用)ですね。レーム選手は、パラリンピック3連覇中で、9m越えの跳躍も期待されています。
女子の義足ジャンパーのフルール・ヨング選手(オランダ;両下腿切断により義足使用)は7m超えの跳躍が期待されています。
今年(2024年)神戸で開催された世界選手権では、6m53(+0.1)の記録で優勝しています(2連覇)。
昨年(2023年)、ベルギーの競技会で6m74(+0.2)の世界記録を記録しており、7mまで26cmに迫っています。
彼女は、100mの記録を毎年伸ばしており、今年(2024年)に入って12秒35(+1.2)を記録するなど、スプリント能力も向上させてきました。
これらの要因がうまく調整されれば、パラリンピックでの7m越えも現実的なものとなるでしょう。