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【パラ陸上 | あれこれ#51】身近に感じるために

 パリ🇫🇷パラリンピックの開幕まであと24日となりました。スポーツを観る時にそのスポーツのことを知っていることは、ある程度、前提になっていることが多いと思います。
 パラリンピックの競技の場合、馴染みのない人が多いと思います。日本パラスポーツ協会(2022,p14)の調査では、東京大会後、「障がい者のスポーツ競技大会を直接観戦した」割合は2.6%だったことが報告されています。

 直接観戦する人は依然として少ないのですが、様々な人が身近に感じてもらえるための取り組みは必要だと思います。
 下記は、「TEAM BEYOND | TOKYOパラスポーツプロジェクト」YouTubeチャンネルで公開されているものです。

 一つ目は、「バランス能力」を取り上げて、片足立ちテストのようにして義足の競技者とバレエ競技者を比較した動画です。目からの情報もできる限り制限するためにアイマスクを着用して行われています。ぜひ、ご覧ください!

 二つ目は、「体幹」を意識する動作で、その場で足踏みを行う動画です。その際に、両足が収まるような範囲がラインで示され、足踏みを行った結果、そのエリアから足が出ていないかどうかを判断するものです。

 三つ目は、「瞬発力」を用いる動作で、片足跳びを行う動画です。片足跳びを5歩行い、どれくらいの距離を進めるかというものです。

 これらの動画で示される内容は、パラ陸上の競技者と健常の競技者を比較したものですが、皆さん自身も動画の1つ目や2つ目を行ってみるとパラ陸上の競技者との比較ができるかもしれません!
 これらは、一部の要素を抜き出して検討しているわけですが、これらを元に、少しでも身近に感じてもらえれば、競技を観る時のヒントが得られると思います。

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