生きるためにしなくちゃいけないことと、夢のためにし続けたいこと。
こんにちは、作詞作曲家をしながら、株式会社miuzicという音楽制作、イベント制作会社を運営している近藤薫と言います。
やりたいことだけやって生きていけたら、そんな最高な事はない!なんて、みんな分かってて、ただ、そんな人生甘くないと割り切りながら生きてるわけだけど、世の中「好きな事で生きていく」みたいな煽りがあったりして、どちらに重心を置いたらいいか分からなくなる時がある。
音楽なんてものを仕事にしてるというと、昔から「そんな好きなことして生活できていいよねー」って嫌味のような褒め言葉をいただくことが多かった。
ただ、当たり前だけど好きなことだけをやれているわけではない。
例えば職業作家としての目線で話せば、依頼があれば、演歌でもラテンでもボサノバでも作らないといけない。(別に演歌が嫌いと言っているわけではなく例え話です)
苦手なクライアントさんもいるし、お金にうるさいミュージシャンもいるし、締め切りを守らないクリエイターもいるしね。
大変なことの方が多い。むしろ好きなことを職業にしてる分、嫌なことを目の当たりにした時のダメージはでかい。
そうです、生きるためには嫌なこともやらないといけないことがあります。
ただやっぱり「夢」は追いかけ続けたいよね、そこは忘れたくない。
この現実と憧れのバランスとりが絶妙です。
強引な例えを言うならば、演歌の発注が来た時に、無理やりサビだけはポップスにするとか。(何度も言うが、演歌は嫌いじゃないです)
そう、オーダーに応えつつ、その中に夢をねじ込むのです!もちろん味は薄くならないように。
いつかそのねじ込んだ「大好き」が溢れ出して、みんなに届きますように。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?