Apple TV+の「Pachinko パチンコ」は過去最高で韓ドラファンの必見作品!
私は、耳が聞こえない・目が見えない人が通う(キャンパスは別)筑波技術大学の元学生で、現在は放送大学の耳が聞こえない近藤 史一です。
今回は、Apple TV+で配信中のドラマ「Pachinko パチンコ」について紹介したいと思います。このドラマは、日本と韓国の歴史を背景にした壮大な人間ドラマで、韓国系アメリカ人作家ミン・ジン・リーの同名小説が原作です。日本ではあまり話題になっていないようですが、実はアメリカではベストセラーになった作品で、ドラマ化にあたってはイ・ミンホやユン・ヨジョンといった豪華キャストが出演しています。このドラマは、歴史勉強になるだけでなく、違った目線で歴史を知ることができる貴重な作品だと思います。以下では、その理由を詳しく説明していきます。
まず、このドラマは日本と韓国の歴史を4世代にわたって描いています。1910年代の日韓併合から1980年代の在日コリアンの苦悩まで、激動の時代を生き抜く韓国人一家の物語です。主人公のソンジャは、釜山沖の貧しい島で育ちますが、妊娠したことをきっかけに牧師と結婚して大阪に移り住みます。そこで彼女は日本社会の差別や偏見に直面しながらも、夫や子供たちと共に生活を築いていきます。しかし、第二次世界大戦や朝鮮戦争などの歴史的な出来事が彼女たちの運命を大きく変えていきます。ソンジャの子供たちや孫たちもまた、日本や韓国やアメリカという異なる文化や価値観の中で自分のアイデンティティを探していきます。
このドラマは、日本人にとってはあまり知られていないかもしれない歴史的な事実や背景を多く盛り込んでいます。例えば、日本統治下の朝鮮で起きた三・一運動、台湾でも同様のことをしていた日本軍による慰安婦の強制連行や朝鮮人徴用工の虐待、戦後の在日コリアンの人権問題です。これらの出来事は、日本と韓国の関係に大きな影響を与えてきたものですが、日本では教科書やメディアで十分に取り上げられていません。このドラマでは、これらの出来事を個人的な視点から描くことで、その当時の人々がどんな思いや苦しみを抱えていたかを感じることができます。
また、このドラマは違った目線で歴史を知ることができる作品でもあります。それは、このドラマが韓国人や在日コリアンの視点から物語を展開しているからです。日本人は自分たちが加害者だった歴史に対して罪悪感や反省を抱くことが多いですが、それだけではなく、被害者や第三者の視点からも歴史を見ることが必要だと思います。このドラマでは、日本人と韓国人の間にある複雑な感情や関係を描いています。愛や憎しみ、友情や敵対、協力や裏切りなど、さまざまな感情が入り混じっています。このドラマを見ることで、日本人は自分たちの歴史に対する認識や態度を見直すきっかけになるかもしれません。また韓ドラファンにもおすすめです。
以上のように、「Pachinko パチンコ」は日本と韓国の歴史そしてアメリカの多人種社会を背景にした壮大な人間ドラマです。このドラマは、歴史勉強になるだけでなく、違った目線で歴史を知ることができる貴重な作品だと思います。Apple TV+で配信中なので、ぜひご覧になってみてください。ストライキの関係で中止になるかもしれませんが、続編も製作中です。このドラマは、日本と韓国の関係について考える機会にもなると思います。私はこのドラマを見て、日本人として自分の歴史に向き合うことの重要さを感じました。皆さんもこのドラマを通して、戦国時代ではなく近代の歴史を知り自分の歴史について考えてみませんか?
耳が聞こえない人向けにも、日本語字幕があります。
#筑波技術大学
#放送大学
#聴覚障害
#障害者
#障害
#豊橋
#豊橋市
#ろう者
#難聴
#愛知
#三河
#deaf
#豊橋聾学校
#北朝鮮
#在日コリアン
#在日韓国人
#植民地
#歴史
#apple
#韓国ドラマ
#韓ドラ
#韓国
#民団
#総連
#差別
#日本語字幕
#字幕