見出し画像

【パプリカの和えものはこうやって作る】黄パプリカと赤パプリカの2種和えもの

.....こちらの記事は本日8/24と8/25のみ無料でお読みいただけます......

ビタミンカラーのパプリカは見た目からも元気をもらえる夏野菜。パプリカの原産地は中南米。ピーマンと同じナス科トウガラシ属の野菜。一般的なピーマンより大ぶりで肉厚です。

完熟するまではピーマン同様に緑色ですが、完熟すると黄色やオレンジ、赤になります。鮮やかな色で食卓がパッと華やぐパプリカは、一般的にサラダやマリネなどに使われることが多いですよね。
パプリカを和えものに、となると「いかにしっとりした和の雰囲気に仕上げるか」ということが鍵になってくる,」と私は思っています。

味の面では、ピーマンに比べると苦味や青っぽさも少なく、甘みが感じられます。赤パプリカと黄パプリカを比較すると、赤の方が熟しているわけですから、甘みも強いということになり、黄色の方がややさっぱりとした味だと言えます。ただ、加熱や調理法によっては、黄色もかなり甘くなりますし、さほど大きな違いはないと私は感じています。

胡麻酢和えと酢味噌和えに

この日は赤パプリカと黄パプリカをひとつずつ買ってきて、それぞれ違ったタイプの和えものにしようと思った結果、赤パプリカは胡麻酢和えに、黄パプリカは酢味噌和えにすることにしました。パプリカは生でも食べられますが、加熱したほうが甘みも出るし、和えものにするにはパリッと硬いよりはすこし軟らかいほうが和え衣の馴染みもよいので、まずはパプリカ加熱するところから始めますが、その前に考えたことが2つありました。

ひとつは、パプリカは肉厚で皮もしっかりとしているので、皮があってもよいか、ない方が美味しいか、についてです。そこで私は、「胡麻酢和えは歯ごたえも楽しみたいので皮つきに、酢味噌和えはしっとりとした食感にしたいので皮をむく」ことに決めました。
もうひとつは、どちらをどちらの和えものにするか、です。結果は、加熱して皮をむくと甘みをより感じるため、もともと黄色よりは甘い赤パプリカを胡麻酢和えに、皮をむく酢味噌和えに黄色を選びことにしました。

まずはパプリカに火を通す

ここから先は

2,009字 / 11画像

¥ 500

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?