
原子力と夏休み
本日、原子力に関する思いを巡らせる日和。
話は逸れて昨日から発症した痛みは続き雨が降った時に痛みが増したのでこれは痛風とほぼ確定した。
貧乏は悲しい、分かっていても病院に行く事は叶わない。痛みに耐えるのみ、これで一昨日食べた油そばが私の油そば人生の引退試合となった。
これ以降は痛みを覚悟して挑まねばならん。
こんなに弱くなってしまった事に悲しみを抱きながら頑張って早めに起きて何年も前見逃した『 原子力 戦 争 』を観に行く。
思っていた以上にいわゆるエンタメ要素が盛り込まれていてかなり面白かった。
その分、(因みにエンタメとドキュメンタリーは対比でないと思う上で)劇映画なのでストーリー部分が多くなっていて、浅ましい無神経客気質が顔を覗かせどうしてもキューバや祭りの流れでドキュメントタッチの要素を欲していたのだがまあ原作がルポルタージュだし現場で撮ってる訳だし、その面だけで今回お預けかなと思っていたら中々刺激的なザノンフィクションがしっかり挟み込まれていて、フゥーとか口笛を鳴らしたくなってしまった。
ザローリングストーンズというバンドのギグへ行き、彼らは何万回と演奏して飽きているのは重々承知なのだがラップ風のアレンジがあっても“ジャンピングジャックフラッシュ”を演奏してくれたらアガるよな客心理か浅ましい限りだ。
被曝三世の方の話をメディア越しに聴く。思わず落涙、メディアが取り上げる光だけでなく影の部分、地道な部分生活で見え隠れする感情や日々の体調等が見落とされているのではという純粋な思い。『阿賀に生きる』を思い出した。
分かったつもり寄り添ったつもりというそれはそれで厄介な態度、真摯に対話、話を聞くという事の大事さを改めて思い知らされる。
配達へ今日は変な日だ。
急に声を掛けられて吃驚しつつも話を聞くと財布を落としてPayPayにある500円で新宿まで帰る方法を教えて欲しいとの事、電車賃の現金錬金してくれればPayPayで送金しますとのこと、相手が悪い、私は配達の時使うといけないので小銭を持ち合わせてない上PayPayとはチックトックの案件で縁を切っている。
おまけに現金持ち合わせていればあげたいくらいだったがバイト先までの交通費幾千円銀行にある分除けば自由になるお金は370円しかないのでノーマネーでフィニッシュ。
励ますだけ励まして見送った。
人助けしたかったが人助けにも金が掛かる。
その後の配達先では店員から渡された荷物では足りてないとの事で、もう一往復無賃でさせられる。
全部吹き飛んでFワード。夏の思い出。
