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エッセイ 乗馬始めて経験した、いろいろな「障害」の話


さて、今回は、乗馬の障害のお話し。
あ、念のためではありますが、今回、障害馬術のお話ではございませんので悪しからず。



じーちゃん、年甲斐もなく
先週後半に45分のレッスンを受け、その翌日、午前中に30分のレッスン。。。
からの1時間のホーストレッキング(外乗)という、歳を忘れた無謀な教練スケジュールをこなした結果、日曜日から以下の様な身体の障害が発症しております。💦

内股の筋肉痛
大臀筋のこわばりと筋肉痛
背部から首までのこわばり
肩こり
腕の筋肉痛
4日経ってもなかなか抜けませんわ

あ〜、歳はとりたくねぇなぁ。。。

って、歳を忘れてちょいと頑張り過ぎました 笑

では、今回のお題の
乗馬で生じたじーちゃんの
身体の障害のあれこれを
ご紹介してまいりましょう。



落馬?

さて、レッスンと外乗合わせて、100鞍以上を経験して、一応、初心者🔰マークが外れたじーちゃんですが、なんとこの100鞍までの間に経験した落馬は1回なんでございますよ!

しかも、それは止まってくれた馬からズリ落ちたという、抜けた、いや間抜けた体験でした。😅

もちろんヘルメットは装着しておりましたし、長袖シャツに長袖のジャケットを着て、ジーパンにウエスタンブーツという完全装備でしたので、負傷は軽かったんです。

右手の甲の擦り傷、右肘のすりむけ、右膝横の打撲程度で済みました。
もちろんちゃんと鞍に上がれたので、そのまま馬で帰ってまいりましたよ。
全治1週間てとこです。

この件の詳細は、別の記事でお読みください。
     ↓


内股の筋肉がみょーに痛くなる

この他の乗馬した時の障害は、初期の10鞍くらいまでの内股の筋肉痛と、片方の膝(左膝が、多い )に荷重がかかってしまったあとで感じる関節痛はありましたね。
あれ、痛くなると、「ガニ股」で歩く方が楽なんですわ。笑
(ガンマン🔫🤠がガニ股で歩くのはこれが理由だった?)

あとになってから準備運動の不足とわかり、準備運動をちゃんとするようにしました。

①開脚 壁に手を突いて股を開いてゆきます
②前後開脚 前後に足を開き前足の膝を曲げ腰を落として同時に後ろ脚のふくらはぎを伸ばします
③上体捻り 横に足を開き、腕を伸ばして上体をひねって横を向きます
④膝の屈伸 両足を揃えて膝の曲げ伸ばし
⑤足首の回転 つま先をついて足首を回します
⑥首の運動 頭を前後と側方に倒してから回す

乗馬前のルーティン

これをやるようになってからは、内股の筋肉痛も少なくなりました。

準備運動・ストレッチはどんなスポーツでも大切ですよねぇ。



膝をダボクしたのはボクだ!


これは、外乗の時の軽い事故でした。

馬の幅(馬幅って言うんですかねぇ笑)感覚の問題です。

馬にとってはすり抜けられる幅があっても、馬は人の足の分までは、計算してくれません。

まあ、人馬の見解の相違がありまして。。
結果、膝を木に当てました。
ガツンと💦
これは、幸い軽い打ち身だけで済みました。

これ以降、馬幅には十分注意するようになりましたので、膝を打つことは無くなりました。




顔の擦り傷


膝の打撲が横幅の見解の相違だとすれば、これは縦・垂直方向の見解の相違の結果ということになります。

馬場のレッスンで枝に顔をぶつけることは、まずないでしょうな。笑

外乗に出かけると、横に張り出した枝は多いんです。馬に乗ると背が伸びますからね。だからクセモノでございますよ。

乗馬の場合、曲乗りでなければ後ろに倒れて避けるのはありえません‼️
(映画マトリックスキアヌリーブじゃあるまいし 笑)

当然、馬の上でできるだけ前傾して頭を下げて、回避するのが定石セオリーございます。
ところが、あるとき、駈歩中にちょっとよそ見してて、ふと気がつくと、もう目前に桜の枝があぁぁ!

もう、頭を下げてても避けられそうもなく。。。バチンと枝ではたかれました。
ちょうど目の高さだったんで、危なかったです。
サングラスのおかげで目の怪我は防げましたが、顔にスリ傷ができました。

「気をつけて!高いお馬と低い枝」


障害発生瞬間の映像デス

それからは、外乗の時には必ずメガネかサングラスをかけるようにしました。
外乗のお供に是非、サングラスを!



尾骶骨が痛え!

次に直面した障害は、尾骶骨の痛みでした。

外乗やレッスンにパッカパッカの駈歩が入るようになってからでした。
馬を降りてからお尻が痛むようになりました。(正解には、どってん!と思い切り尻もちついて打撲した後みたいに尾骶骨が痛むんです。)

乗馬の後、呑みに行ってもそっくり返って座れないんですわ。
その姿勢がちょうどビテイコツに負荷がかかるんです。

姿勢よく、そーっと座らないと痛みがきます。お行儀よく座って飲みました😅

これは、まあ駈歩の時の騎乗姿勢の問題でした。馬が駈歩をスタートしたときに、勢いで上体が後ろに引かれて、後ろに倒れかけた姿勢のまんまで走ってしまうんです。

硬い椅子に浅〜く腰掛けて、少しリクライニングした状態をご想像ください。
その体勢で、椅子がバンバン跳ねるわけです。
地獄の尻もち連続100叩き状態
ビテーコツ君は悲鳴をあげますよね。

これの対策は、もちろん騎乗姿勢の改善です。
こころもち前傾するくらいに座り、坐骨で鞍の上に座ります。(ホントは前傾しすぎは危ないんですが、気持ち前傾するぐらいでようやくまっすぐに乗れるようになりました)
これによって、足も正しい位置に来ますし、すんごく痛いいてービテーコツ痛も出なくなりました。



しりむけ


あ、これ、私の造語ですわ。
「擦りむけ」じゃなくて、漢字で書くとすれば「尻剥け」です。ちと、品がないのですが。💦


馬に乗ってると、鞍の上でヒップが上下に跳ねます。上下の運動だけであれば、坐骨と臀筋でショックをやわらげることができます。
しかし、これも姿勢が悪いと、尾骶骨が鞍に当たったり、ヒップが鞍の上で前後に滑る運動になってしまいます。

この時、ヒップが鞍の上を滑ってくれたら問題ないんですが、そうでないと。。。

大変なことになります。

しりむけの大失敗

寒い季節なので、Gパンの下に、ユニクロさんのヒートテックを履いてました。乗ったのが反撞(馬の上下動のこと)が大きい馬で、30分レッスンでしたが、駈歩ではバンバン突き上げを喰らいました。
思いっきり汗はかくし、姿勢はリクライニングシート状態で、鞍の上でパンパンヒップが跳ねたんですね。

乗ってるときは感じなかったんですが、馬を降りて歩くと、みょーにヒップが痛みます。

その日、宿までの帰りは、電車でも座らず我慢しましたよ。そして、宿のバスルームで、そーっとパンツを下げてヒップを確認しました。

あーれぇーーー‼️

なんと鏡に映したヒップの皮が剥けて。。。
OMG‼️

お猿さん🐒の尻状態でした。

これは、治療に難渋いたしましたよ。

瘡蓋かさぶたができてもすぐ剥がれちゃったりして、傷がなかなか乾かないんです。

風呂に入れば入ったで、なんというか。。。
痛いと言うか。。。沁みる?感じで。

のことなので、iPhoneのSiriシリーに聞いてみようかなと思いましたが🤭、個人情報が漏れると遺憾なので止めときました。

このときは、全治2週間でございましたね。

対策としては
いくら寒くても乗馬でヒートテックは履かないようにしました。汗かくと、素材が汗を吸収して、滑りが悪くなり、ヒップへ加わる摩擦抵抗が増えるからです。

乗り方も変えましたが、アンダーアーマーのスパッツを履くようにしました。
これ以降、しりむけは起こっていません。



それにしても、レッスンと外乗合わせて、たかだか2時間ちょっとの乗馬で、全身筋肉痛を5日も引きずるとは、トホホな痛い話です。

これから、ヨドバシに行って、マッサージ用にSIXPADのパワーガンを買ってきま〜す。

もし宜しければ、コメント欄に、こんな経験があります、とかこんな対策がありますとか教えていただければ幸いです。

では、Be with horses!
また!





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