免役について考える白血球part2
こんにちは。
シニアサーファー応援トレーナー
サーファーズ身体管理学
近藤政隆です。
先日海に行ったんですけどさすがに千葉北ではフルスーツを着ないと厳しくなってきましたね、、近くでネックエントリーのフルスーツを着ていた人が脱ぐのにめちゃくちゃ時間がかかっていたので手伝ってあげました。こういった時にも肩の柔軟性というのは大切だと思いました。
さて、シニアサーファーも知っておきたい人間の免疫について今日もはたらく細胞から白血球について考えていきたいと思います。
血液は37兆個あると言われている細胞を養っています。
体重に占める割合は約8%と言われていて体の中で物質の運搬や止血、身体防御(免疫)体の恒常性の維持(体温、PHなどの調整)を担っています。
前回お話ししたように血液成分は血球と血漿に分かれます。
今日は白血球の顆粒球残りの好酸球と好塩基球を紹介します。
まずは好酸球から、、
はたらく細胞だとこんな感じのキャラです。か弱い感じがします。
好酸球にも先日の好中球と同じ遊走性や貪食能、殺菌などの作用がありますがちょっと弱っちいです、、
それよりも重要な作用として寄生虫などに対する防御機能があります。
寄生虫に感染すると好酸球は増加して出す顆粒には主要塩基性蛋白質(MBP)と言われる物質などが含まれておりこれらの働きで寄生虫を除去しようとします。
頑張り屋さんで陰で守ってくれているんですねぇ、、
過敏に反応するとアレルギー反応に、、
ただ、頑張り屋さんなだけにこれだけではなく気管支喘息や、アレルギー性鼻炎などのアレルギー反応にも関与してしまうのであまりありがたくない一面もあります、、
体を守る免疫機能って本当に大切ですけど、人によっては暴走してしまい○○アレルギーになってしまう事も多々あるので困ってしまいます、、
ミステリアスな好塩基球
次に好塩基球です。
はたらく細胞だとこんなキャラです。
なかなかシリアスな感じですね!
全白血球の1%しかいないレアなキャラで、特定の抗原に出会うとヒスタミンなどが放出され花粉症などのⅠ型アレルギー反応(即反応する)を引き起こすとされています。
花粉症などの薬はこのヒスタミンを抑える薬が多いですね。
また寄生虫などに対する感染防衛にも関わっているとされています。
あとは好中球と好酸球を問題部位に引き寄せる物質を作ります。
まだまだ謎が多い好塩基球
この好塩基球にも免疫に関わる機能があると考えられていますが、まだ十分に解明はされていません。こんなミステリアスな存在の好塩基球ですので今後の研究でびっくりすような機能が発見されるかもしれませんね。
このように免役細胞達は24時間体をパトロールしてウイルスや細菌達と戦っているんですね。これは風邪を引きにくいなどの体の防衛体力として考えたいです。
適度な運動、栄養、休養を正しくしていきたいですね。
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