1月のガウシーン考察
はじめに
1月に紗来が散歩で他の犬とすれ違ったのは71回。内11回で吠えてしまった。
ガウ率にすると15.5%だった。
元々が100%だった事を思うと改善しているが、よりガウ率を低減する為に、1つのシーンを切り取って、考察してみたいと思います。
間違いがあるかもしれませんが、成長途上の飼い主の頭の中を読んであげて下さい。
吠えに至る経緯
1月5日のガウについて考察する。
私が紗来、奥さんがまりんとみゆを連れて散歩。3匹とも落ち着いて歩いていたところ、前方よりシェパードが来る。
田んぼ沿いの幅1.5mもないあぜ道。
すれ違いが無理と判断し、ポケット状の道沿いのスペースに待避。シェパードが通り過ぎるのを待っていた。
ちょうど通り過ぎる瞬間、興奮高めのシェパードが、ガッと3匹の方に突っ込んできた。
その瞬間、紗来とミユが激吠えした。
考察
遠くにシェパードを確認してから、紗来の様子は観察していた。
紗来がシェパードを認識した瞬間から、紗来には知らんぷりする様指示は出していた。紗来に声は届いていた。
道沿いのポケットは小さなスペース。
3匹が寄り添う形となっていた。
背後に道はない為、奥まった角の様な場所だった。角にポジションを取った3匹は、自分達の場所と認識した可能性がある。
ヒトの位置どりは、シェパードと3匹の間では無く、少し横にズレていた為、紗来達は飼い主をガードするポジションにいると思っていた可能性もある。
シェパードが近づくにつれて、犬の興奮が高まっていた為、叱って気にするなと指示。飼い主の緊張が犬に伝わる。
場所と飼い主をガードする意識を持っている所に、飼い主の緊張エネルギー。
そこに通りかかったシェパードが、ガッと向かってくる。
なす術なく、激吠え。
対策
避難場所が悪かった。
逃げ場のない角に身を潜めているときに、興奮したヤロウが自分に向かってきたら、私もビビって吠えると思う。
早くから、シェパードが来ることが分かっていたので、広く角や端のない場所に位置を取れば良かった。
飼い主がガードポジションにいた方が良かった。
3匹近くにいないようにするべきだった。
近くにいる事で、守るべき対象が増えて興奮が高まった。
飼い主が緊張していてはダメ。吠えたらどうしようという気持ちは、犬に伝わる。
興奮で飼い主の声が届きにくくなる前に、もっとしっかりダメを伝えるべきだった。相手の飼い主がいる手前、大きな声で叱る事をためらった。
根本原因は、犬達が飼い主の声を最優先する心理になっていない事。
備考
激吠えした瞬間、NOを伝えると共に、リードを引いてコレクションを入れた。
紗来は、リードが張ると勇気百倍興奮が高まる。
激吠えの瞬間、犬を信じて勇気を持ってリードを緩めると、拍子抜けした様に我に返ることが多い。
尚、この様な状況でも、まりんは全く吠えない。
まりんは図太い。
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