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【03】実際に行って聞いて感じることが一番。

先日、先輩の取材の同行で、山口に行きました。

車で徳山駅まで送ってもらう途中で、「あそこのコーヒー屋さん有名なんだって」とふと教えてもらい、せっかく山口まで来たんだから帰りに寄ってみよ〜と訪ねたお店。

有名と一言に言っても、深川珈琲みたいに焙煎に愛情を注ぐお店や、生豆をその場で焙煎してくれるお店など、色々あります。
このお店の特徴はなんなんだろう、思いながらカフェラテと豆を購入しようと定員さんに声をかけてみる。

「うち、豆は250gからしか販売してないんです」
1種で250gかぁ、、、普段は買うとしても100gを2種で、あまり大量に買うと古くなってしまうからなぁ、、と少しひるみながらも山口に来る機会なんて滅多にないし、購入することに。

色々お話を聞かせてもらったり、リーフレットを見せてもらって分かったこと。

エルサルバドルとニカラグアのコーヒー生産者に直接買い付けに行っているらしい。
しかも、オーナーだけでなくお店のスタッフさんも全員で。
生産者の求める価格で値引き交渉を一切行わず、毎年購入量を増やす努力を行なっているそうです。
メニューにも、コーヒー生産者の顔が載っていて、日本のコーヒーは輸入がほとんどだから、何だか新鮮さを感じました。

安さや勝手の良さを求めるお客様さまを求められる人もいるだろうけど、生産現場を見ているからこそ、持続可能な営みを続けるためのお店の取り組みをスタッフさんも自分の言葉で伝えられるんだろうな。

やっぱり実際に行ってみて話を聞いてみないと分からないというか、どこの地域も素敵な人たちがいるなぁ、と改めて感じることができた良い日でした。

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