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自分が誹謗中傷してしまわないために

今度は、横浜DeNA・エスコバー投手への誹謗中傷がニュースになっていた。
(自分は何もしていないのに)期待通りの結果を出さない対象にキレる・・・準備の苦労や失敗の可能性への想像力が弱い人がどんどん増えている気がする。

何もしていない~に対して、「応援している」と反論する方はいらっしゃるだろう。あくまで、プロ選手を含めサービス提供元を励ませられるのは、実施の直前までに限られる。ネットでLIVE中継をみながら書き込み!というのは含まれない。
実地観戦でカードを掲げたり、声を挙げていたのに~なら、大いに共感・同情するけど、それでも選手が気づいていない可能性がある。

住環境によっては、人の苦労を感じる機会が減少?

おそらく、生身で人の動きというか社会を感じる機会が減ったことが、大きな原因だろう。
以前の記事と重なることもあるだろうが、住環境の要因に限って挙げてみる。

住環境の要因:
1.似たような人が多い環境(社宅住まい、企業城下町、よほどの農山漁村地域)
2.都市部なのに、近隣地区や中心部への距離が遠い(タワーマンション、人工島、広大な低層住宅地など)
3.

以上の要因から
・移動は常に車 or 買い物を宅配で済ませる
・交際範囲が、所属組織にとどまりがち
・情報源の偏り(興味のない情報はネット検索で済ませるか、調べる前に人にすぐ聞く)

本人のせいではないけど、出歩いてまでサービスや情報を得る気になりにくい。何もしていないことに、気づきにくくなる。
引きこもりではないけど、自分の興味が無いことは消しやすくなる。他者の苦労への「想像力」不足に、気づきにくくなる。

誹謗中傷は、一般市民へも

これら誹謗中傷の矛先は、プロスポーツ選手などの公人に限らない。
サービス提供元と表現したように、飲食店や商業施設での当たり散らしも、似たようなものだ。

正当なクレームであれば、その部分に限って指摘すれば改善してくれることがある。
ところが、誹謗中傷系の方々は『やって(やれて)当然だろう』と主張する。事情があって出来ていない場合もあるわけで、言い訳のタイミングぐらいは用意しないと、サービス提供元のモチベーションは下がり続けて、それこそ『当然』だ。

ここからは、さらに私の想像や経験を踏まえた内容になる。

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