チベット医の小川康さんと対談します(終了しました)
チベット医の小川康さんとの対談を、オンラインで配信することになりました。
4月24日(土)15時〜 見逃し配信もあります。
『チベットの伝統(仏教・医学)における「まなび」』
~21世紀における「まなび」とは? 近代と伝統に架橋を試みる~
小川さんとの対談は、一年前に、神戸市大倉山の安養寺でおこなう計画があったのですが、新型コロナの流行で延期になっていました。
日本は、明治以降、近代化の道を歩んできましたが、二人には、この時代に、あえて伝統仏教・伝統医学の学習の道を選んだ、という共通点があります。
なぜその道を選んだのか、実際に体験してみて、近代的な知とはどこが違うのか、という話から、
10年前の東日本大震災や、今の新型コロナの流行で、いろいろゆらいできている、近代の知の相対化や、異なる道の可能性を探っていきたいと思います。
関心のある方がいらっしゃいましたら、ご参加いただけると、うれしく思います。よろしくお願いいたします。
【趣旨(部分)】
今回の対談では、仏教・倫理学者でチベットの高僧の教えを実践されている吉村先生と、日本で唯一のチベット医(アムチ)で薬剤師でもある小川先生に、チベットの仏教と医学における「まなび」についてお話しいただきます。
近代的学びとチベットの伝統的学びの両方を修め、マージナルな立ち位置にあるお二人の対話を通し、近代と伝統の間に生じた分断に架橋を試み相対化することで、21世紀における「まなび」とは何か?を共に考えてみたいと思います。
【登壇者プロフィール】
《吉村 均》
1961年東京生まれ。東京大学文学部卒業。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。 チベットの諸師より顕密の教えを学ぶ。 日本学術振興会特別研究員(DC)を経て、現在公益財団法人中村元東方研究所専任研究員。 専門は日本倫理思想史、仏教学。 著書『チベット仏教入門』(ちくま新書)、『空海に学ぶ仏教入門』同、『神と仏の倫理思想〔改訂版〕』(北樹出版)、ほか
(吉村 均HP):
https://hitoshiyoshimura.wixsite.com/home/
《小川 康》
1970年富山県出身。薬剤師。2002~2009年、インド・ダラムサラにあるメンツィカン(チベット医学暦学大学)で学び卒業。一年間の研修を経てチベット社会から医師(アムチ)として認められる。現在、長野県上田市の山奥で「薬房 森のくすり塾」を開業。主に日本の伝統薬を取り扱いつつ、山仕事、畑仕事に勤しんでいる。 著作『僕は日本でたったひとりのチベット医になった』(径書房)、『チベット、薬草の旅』(森のくすり出版)
(茶房 森の薬塾HP):
http://morinokusurijyuku.net/
対談の詳細とお申し込みは、下記のpassmarketからお願いいたします。
https://passmarket.yahoo.co.jp/.../detail/02xxxqugqki11.html