コンサルと事業会社でのキャリア その2

ひとつ前に、コンサルと事業会社のキャリアの悩みの違いについて書いた。

自分の専門性がわからないというコンサルの新卒と、幅を広げて新しいことをやりたいという事業会社の新卒。

ただ思ったことは、どちらの環境でも30歳くらいになれば、コンサルであれば専門性は明確になっていくし、事業会社であれば自ずとキャリアの幅は広がるだろう、ということ。

正確にいうと30歳ではなく、6-7年間という年数なのかもしれないけど。

30歳ごろになれば、コンサルでも会社の方針やご縁により、経験領域が偏っていき、おのずとと自分の強みとなる、バリューが出せる領域が明確になっていく。

事業会社においても同様で、最初は仕事の幅が狭くとも、活躍していくと異動や昇進などをきっかけに、徐々に仕事の幅が広がっていき、結果的に新しい仕事などに関わることができる。

ただし、共通して思うことは、今いる環境で何をしたいのか、何の機会をつかみたいのか、という自分の意思と、やりたいことや自分の考えの発信と行動が必要であるということだ。
意思、発信、行動がないと、外部要因をただ受け入れるしかなく、そこに満足感を抱けるかどうかが重要になってしまう。

結局、どんな環境でも、流されて言われるがままになっている、不満はあるけど発信できない、行動できない、という人が大きく不満を感じてしまっている。

余談だが、ベンチャーの方が自分のキャリアに関する行動を起こしやすいと思った。大手のようにいきなりの異動なども少なく、その結果、ちゃんと専門性を磨いてから、自分の意思で横に広げられるなと。

では、特定領域を深めていくことで得られる専門性と、幅広い領域に対応できる多様性、キャリアにおいてどちらを重視すべきなのだろうか。

会社についちゃったので、これはまた明日か明後日かこう。

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