勝手に企業研究:アクセンチュア編

これは、タイトルどおり、私がアクセンチュアという会社が気になり、第三者的な立場から、アクセンチュアとはどういう会社なのか、元採用責任者の目から調べてみた私の個人的なメモになります。

新卒でコンサル・アクセンチュアを志望している就活生や、転職でアクセンチュアを検討されている社会人の方の参考になれば幸いです。

ネットに転がってあるブログ、メディア、個人的なツテで得た情報等からまとめました。

アクセンチュアの概要は、以下ページを見たらだいたい概要は載ってますね。

■採用サイト
https://www.accenture.com/jp-ja/company

■求人サイト

売上高349億ドル、世界53ヵ国、200都市に拠点を構えるアクセンチュア。世界最大級の総合コンサルティングファームとして、その存在感を高めている。グローバルマーケットにおいて大手企業や政府機関をクライアントとしているのも特徴だ。
例えば、グローバル企業における総収入ランキングトップ100社『Fortune 100』のうち、95社は同社のクライアント。カバーするインダストリー・業界は40を超える。
特に支持されているのが、戦略立案はもちろん、現場での実行フェーズ、システム導入や運用に至るまで一貫した支援が可能であるということ。それぞれ専門領域を持つコンサルタントたちが「解決」「価値創出」までを担っていく。

また、組織は以下6領域に分かれているみたいです。

・ストラテジー
・コンサルティング
・デジタル
・テクノロジー
・オペレーションズ
・セキュリティ

採用サイトなどの文章から察するに…以下6領域の棲み分けはこんな感じなんですかね…

・ストラテジー
戦略コンサルの印象。業界ごとに区切りはあるものの、コンサルティングよりは幅広い領域に関わりそう。
・コンサルティング
特定領域に特化しており、営業、コンサル、エンジニアなど幅広いキャリアが含まれる。領域特化の色が強め。
・デジタル
IoT、データアナリティクス、web等、比較的最先端の技術領域をCapabilityとしている。ビジネス上の活動をデータ化して分析したり、自動化させるなど、今流行りのDXによる新しい顧客体験を追求するチーム、といった感じ。
・テクノロジー
従来のSIer。SAP、Oracle、などのパッケージ系や、クラウドなどもここに含まれる。
・オペレーションズ
BPOチーム。それ以上の説明が難しそうなので…割愛。
・セキュリティ
セキュリティ。それ以上の説明が難しそうなので…割愛。

各組織の説明はここに詳細載ってました。
https://www.accenture.com/jp-ja/careers/find-your-fit-experienced

(あ、、、調べたらここにわかりやすく各組織の詳細が載っていた…)
http://bit.ly/2JPMpuv
*Green/Accenture

このページを見る限りだと、実際にはコンサルティングチーム(とはいえ営業やエンジニアも所属しているので、職種という意味ではない)が各組織と連携しながらお客様の支援をするのでしょう。
https://www.accenture.com/jp-ja/careers/about-our-strength

アクセンチュアの強みは以下採用サイトや以下記事を読むとなんとなくわかってきました。(この記事はすごいわかりやすい、これだけ志望動機書けそうです笑)

https://www.antelope.co.jp/interview/detail.html?INTERVIEW=43

・グローバル規模で全産業領域をカバーしているKnowledge、Capability
・戦略立案からBPO等も含めてend-to-endでのサービス提供
・自社自体が事業ドメインを転換してきた実績(会計→ITシステム→BPO)
 ※よって、変革の提案を一人称で語れる強さあり

あとは、上記を支えるクライアントファーストの意識と、トップダウンによるドラスティックな組織編成といった感じでしょうか。

この記事にある"アクセンチュアの人は「バリュー」という言葉が好き"という言葉からも、顧客への提供価値を重視する文化があるのでしょう…。


ただ一方、上記ページにもあるように、オフィシャルには採用の訴求ポイントとして、以下をすごくpushしているみたい。

1.グローバル47万人のネットワーク
2.キャリアをサポートする研修や制度
3.多様性に応える仕組みや文化

個人的な解釈としては以下背景があるのかなと思います。

採用ターゲットが、コンサル未経験・日系企業勤務が多いため、彼らに刺さるようなメッセージとして、日系企業にはないグローバル性、未経験の不安を払拭する研修育成体系、コンサル=激務のイメージを覆す働きやすさを押し出す必要がある。

お金周りはこのブログを見るとイメージが深まりそうです。
私もコンサル業界で働いていますが、把握している情報と大体同じでした。

私が聞いた限りだと、以下でした。

・マネジングディレクター: 1700万-
・シニアマネージャー: 1200-1500万(+ボーナス)
・マネージャー :1000-1200万(+ボーナス)
・コンサルタント: 650-900万
・アナリスト:450-650万 

最後に、口コミサイトである、openwork(旧Vorkers)を覗いて見ると…

https://www.vorkers.com/company.php?m_id=a0910000000G33n

私がざっと見た限りの印象だと…以下でした。

・大量採用により人材の質低下
・システムありきの案件が多い
・女性活躍に対する支援が強い
・教育に関する投資が多い
・風通しがよく、意見が言いやすい環境あり

■総括(すみません、全然まとまってないですが、、)

未経験だが、コンサルタントとしてデジタル領域に強みを持ちたい、という方であれば良さそうな会社みたいですね。

■他に面白かった記事

この記事は採用施策全般が書かれていて面白い。

デジタルという側面から見た場合のAccentureの本気度。デジタル領域のコンサルティングでは、Accentureが頭一つ抜けてるんだろうな。

■他にも以下企業を調べています。
デロイトトーマツコンサルティング編


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