人からもらう助言をどう受け取るか

様々な方から頂く助言というものは、恐らく全部正しいのだろうなぁと思う。

その助言は、その人が今までに積んできた経験、得てきた学びや価値観など、様々な“過去”を根拠として作られたもので、概ね正しいのだと思う。

しかし、誰かから何かを言われるときは、
語り手と聞き手の間に特別な関係があり、
必ずその発言がその場で生まれた意図や背景は存在しているだろう。

・なぜその人はそのようなことを言うのか
・その人の発言の意図・目的は何か
・その人はどのような立場(役割)から発言しているか
・その人自身の今までの生き方で影響を与えていそうな経験は何か

もしかしたらその意図や背景は、時には本当に自分のことだけを考えて言ってくれていない場合もあるかもしれない。(100%ないとは誰にも断言できないだろう)

また、語り手と聞き手がそれぞれ置かれている状況や、その人自身の性格などが異なるため、全てが参考になるとは限らない。

だからこそ、常にその発言の裏にある意図や背景が何かを思考し続けることが大切だと思う。

誰かからのありがたい助言も、
常に、自分の価値観、性格、知識に照らしあわせて、自分で選定すること。

盲目的に信じては、助言に隠されている本質的な意図は気づかないのではないかと思う。


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