効果的な面接をする際の参考資料


構造化面接を以下に導入できるか、が重要そうですね。

・スタートアップの採用に役立つ「パフォーマンス・ベース・インタビュー」の質問の一部翻訳
https://goo.gl/oUZmhj

Work Rules を書いた Google のラズロ・ボックは「非構造的面接の決定係数が 14% しかない」という論文を挙げています。つまり、多くの人が面接でやってしまっている、行き当たりばったりの極めて主観的な面接のやり方(「あなたの長所はなんですか」といった質問や、面接官が個別ばらばらに行う質問等)は、入社後のパフォーマンスの予測にはあまり役に立ちません。
代わりに有効なのは、ワークサンプルテスト (29%)、一般認識能力テスト (26%)、構造的面接 (26%) です。それぞれ非構造的面接の約 2 倍程度、採用後のパフォーマンスの予測能力が高いとされています。そのため Google では基本的にはこれらを組み合わせながら、構造的面接を用いているそうです。そして構造的面接のための行動質問や状況質問を、特定のポジション向けに自動的につくる qDroid というツールを作っています(※ Google はしばしばやることが変わるので、今はどこまで使われているのか分かりません)。

・Googleも採用!採用ミスマッチを防ぐ「構造化面接法」を実践するための3つの重要ポイント
https://goo.gl/kUVT2i

構造化面接法は、まったく新しい面接手法というわけではありません。臨床心理学におけるアセスメント(心理査定)のアプローチの一種として、古くからある面接手法です。その方法は至ってシンプルで、「あらかじめ評価基準や質問項目を決めておき、手順通りに実施していく」というもの。つまり、マニュアルに沿って実施することで、誰が面接官を務めても面接の評価が安定しやすくなるのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?