SNS時間を断捨離したら「現実」が充実
2024年、最もやって良かった断捨離がある。
それは、SNSのXだ。
Xは、使い方によっては、時間を奪われるだけでなく、目や心にも影響を受ける。
私は、X（旧Twitter）を３年やったのを機に、Xを卒業することにした ↓
X（旧ツイッター）を始めて、3年を経過しました。
— konchan｜3ヶ月以内にプロポーズされた方法は固定ポスト (@konchan0707) October 31, 2024
これからは、自分や自分の周りの人・物事をより大切にしていくために、Xを卒業することにしました。
皆様からは多くを学び、大変お世話になりました🙇
ありがとうございます✨皆様が、これからも幸せでありますように。#HappyHalloween pic.twitter.com/MbDINVKnKO
Xでやっていたこと
Xでやっていたことは、主に下記の２点だ。
ほぼ毎日、朝晩2回の投稿
いいねをくれた方のポストを読み、いいと思ったら、いいねをする
X継続によって生まれた負の連鎖
いいねやフォーローをしてくれる人が増えるほどに、多くの人のポストを見るようになっていった。
その結果、
Xに使う時間が増加
目や心への負担が現れた
この２点を順に見ていく。
Xに使う時間が増加
Xにはまってしまうと、多くの時間を失う。
例えば、1日1時間Xをやったとしたら、2日で2時間、30日で30時間だ。1年では365時間。実際、私は1日どれくらいやっていたかは分からないが、なんだかんだで、1日1時間以上やっていた日も結構あったと思う。
「この時間を、ほかのことに使ったほうがいい」という気持ちになった。「Xを辞めたい」という気持ちも生まれていた。
Xのポストを読んだり、いいねをしたりすることは「Xの中の人に対して使っている時間」だ。現実的に、時間はもっと自分や自分の周りのことに使ったほうがいい。
また、「いいねをすれば、いいねをしてくれる方々がいらっしゃるので、いいねをしてしまう」という沼にはまってしまっている自分もいた。
目や心への負担が現れた
Xをする時間が増えていたとき（X以外にも目は使っていたが）、普段は割とすぐよくなる目の違和感が、数日間よくならなかった。目がゴロゴロして目が乾く感じ。
眼科に行くと、ドライアイだったようで、目薬を処方された。目の不快感はしばらく続いた。
最近は症状がだいぶ改善し、快適度が大幅にアップしたが、目薬生活が必要（片目点眼一日６回）。
また、Xは「自分の意思にかかわらずに表示されるポスト」から思いがけずに負の影響を受けてしまうこともある。不快感がある広告が出てくることも。思いがけずに、ポストで心にダメージを受けたこともある。
Xを続ける価値が減少
Xを３年ほどやって、もうXをずっと続けることに、私はそれほど価値を感じなくなっていた。
Xをやることによる「時間の減少」や「目や心への負担」以外に、
Xの投稿内容は、長く続ければ、似たようなものになりがち
ほかの人の投稿も、長く続けるほどに得られる価値も減少傾向になりやすい
といった状況が現れていた。
Xにそんなに時間を使う価値がなくなっていった。
Xから離れて生まれたメリット
Xの時間を大幅に減らしてから、２か月ちょっとの今。Xから離れて生まれたメリットは多い。
時間の余裕が生まれた
心が軽くなった
頭と心がスッキリ
執着やこだわりがなくなった
現実が充実
睡眠時間が増えた
スマホ時間が大幅減少
ドライアイが改善
老眼が改善
「なんか調子いい」と思うことが増加
X卒業後のＸとの付き合い方
X卒業後も、いいねやフォーローをしてくれる方がいたので、
いいねが多かったりしたポスト
役立ちそうなブックマークしたポスト
をリツイートしている。
リツイートだけし続けている中で、最近ポストをしたくなったので、「卒業」という言葉を出したにもかかわらず、ポストをしてしまった。
当時は、「卒業」という言葉がしっくり来たのだ。今となっては「卒業」という言葉は、大げさだったかなと感じた。
ゆるーく行こうと思う。気が向いたらポストもするだろう。
自分を大切にするために、Xには多くの時間は使わない。私にとって時間は大切だし、心身の健康も大事。
「閲覧は、かなり控えめ」が、今の私には合っている。人の気持ちを知ることは大事だと思っているので、ときどきちらりと見ていいねするのはいいと思ってる。「いいね」と思ったポストに、いいねするのは好き。
今までのように多くの人にいいねをしなくなった分、いいねも減ることは簡単に想像がつく。
それでも、Xの時間を大幅に減らすことは、今の私にとって非常に大きなメリットがあるのだ。
今は、Xを利用している人の一人でも、自分のポストを見て、「何かプラスになるものが得られていたらいいな」という感じ。
いいねやフォーローなどの数字にこだわったり、追い続けてしまうと、きりがない。大事なものを失ってしまうことがある。
最後に
Xには「自分にはなかった役に立つ情報」を得ることもできるが、
「様々な感情が入り乱れている場」でもある。思いがけずに、心に負の影響を受けることもある。
また、
Xにあるその情報が、今の自分にとって本当に必要なものであるか
今の自分にとって、Xに時間を使うことが本当に必要なのか
今の自分に正直になることが大切。
自分にとって「もうXでの情報は必要ない」と思ったら、Xから離れることで、心身が一気に潤い、豊かな時間が生まれることがある。
人によって状況は様々。今の自分の気持ちを大切に、今までやっていたことから（Xに限らず）距離を取ることもまた、自分が幸せになるためには必要なことだ。
以上、2024年、一番良い効果があった断捨離は、SNSの「Xをする時間」だった。
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