アイディアを出すのが好きなあなたへ向けた記事
人は普段、想定するよりも適応力が高い
なんでも、新しい法律やルール、ソフトが変わるときには批判が出る
実際、その批判は当たっている
分かりやすいのが今話題の軽減税率
ニュースになっているが、イートイン脱税が後を経たない
商品を買うときに「持ち帰り」と伝えて消費税を8%だけ支払い、実際はイートインで食べることによって、本来適応される消費税10%を払わないという手法
この件に対して、国民感情は動いている
しかし実際、この脱税を一々対処するのはコストにたいしてリターンが見合わないので、なかなかソリューションが追いついていない
クレジットカードも似ている
カード番号とシークレットナンバーがアナログの1枚のカードにまとめてあるのは、普通に考えてみるとリスクが高い
落としたりすると使われてしまう
しかし、カード会社による返金サポートや、停止措置をとることによって対処できる
これは後付けのシステムだ
このように、今回の軽減税率のクソなシステムも、なんらかの手によって対処されるだろう
なにが言いたいかというと、実は
最初に決める案やアイディアというのは
人々が思うよりも重要ではないということ
例えば法案などの"新しいルール"は通すときに
かなり注目を集める
アイディアを出す時は全力で議論が起きる
しかし、結果には実際あまり影響しない
影響するのは、走り始めてからの行動やひたむきさだ
つまり、100%完成されたアイディアを考えようとするのは非常にコストパフォーマンスが悪く
時間を使うほどもったいない
80%良ければもうGOすればいい
あとから調整すればいいし、
リアルな点検の方が、仮想的に思考するよりも
クオリティが高い
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