防衛のためのおしゃれ
子どもたちがそれぞれ習い事をするようになって、送迎だったりレッスンに付き添ったりする機会が多くなりました。
習い事をしているのは子どもたちなので、自分はただの添え物として、活動が終わるまでじっと待ってるだけなのですが、よそのお母さんたちにとってはその待ち時間は貴重な社交場であるみたいです。
まあ、わたしはその人たちに交じっててきとうにニコニコしてるだけなのですが・・・。
一時期、そのお母さん方の中の一人がやたら私に近寄ってきて、自分がお金持ちであるという趣旨のお話を毎回聞かせてくれるようになりました。
てきとうに相槌を打ってはいたのですが、面倒だし、すごく聞きたいという話でもなかったため、試しに自分の持ち物の中で飛びぬけて高い、桁が2つちがう腕時計を身に着けてその場に出かけてみたら、それ以後そのお母さんからそういう話を聞かされずに済むようになりました。
単なる子どもの付き添いって黒子じゃないんだ、着の身着のままで行くと面倒が増えるんだ! と学んだ出来事です。
私の持っている服や持ち物は20年前の襟巻だったり、しま〇らのスカートだったりするんですけど、値段はどうあれ気に入って買ったものばかりなので、それらを組み合わせながら、
「どうやって自分の心を他人の干渉から守るか」
を考えて工夫するのが最近の新しい楽しみです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?