Natronで早く作業するコツ

Natronの悩みはたくさんエフェクトかけたりするとハチャメチャに重いこと。
そこで、早くレンダリングする際に気をつけていることをメモしておきます。

Readを繰り返さない。

同じReadで複数に分けて作業する際、Readをコピーして複数読み込んでしまうと重くなります。読み込むのは一つだけにしておきます。

Reformatを行う。

素材の解像度が高い場合にはReformatを適用して処理を早くできます。


Node Graphで右クリック > Toggle Auto Turbo
再生開始時に自動的に有効になり、再生終了時には無効になります。

Proxy modeを有効にする 

以下の赤枠の左側をクリックすると有効になり、赤色に点灯します。
右側の数字は、プロキシモードが有効になったときに画像を縮小するためのスケール。

画像1


MergeノードのプロパティでBounding Boxを小さく変更。
素材の大きさがキャンパスと異なるサイズのとき、デフォルトのUnionだとキャンパスの外側の本来レンダリング不要な部分まで処理されて重くなります。
そこで、Boundary Boxを変更し、レンダリングの必要な部分にトリミングしておくことが有効。

画像2


名前がわからないけど画面を一時的にトリミングできるもの

画像3

赤く表示されているとOnになっています。
枠が表示され、枠外は処理されない?ので枠内の処理が早く終わります。

Precompノードを使う。
Precompノードでは他のNatronファイル(.ntp)を参照します。
予め作業の一部をexrファイル等に書き出しておいて、Precompノードを使うことで複数のファイルにわけて作業できます。

他にもあれば教えて下さい!

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