そうは問屋が卸さない とも限らない
パートタイムでお仕事を始めて3週間と少し経ちました。早いな〜、あっという間だ…。
途中休憩を挟みつつ、実質4時間半から5時間ほどの立ち仕事。クリーニング屋さんの裏方のお仕事です。
カッターシャツのプレスと小物のアイロン掛け。セーターを畳んで包装をしたり、その他も色々。1分たりとも手が空く時がありません。
でもそのおかげで時間が経つのはあっという間…目の前のことに集中できる氣持ちよさと、わたしが家事の中で1番好きなのがアイロン掛けなので(細かい😂)たぶん、わたしはこの仕事内容がけっこう好きです。
最初の2週間は肩から首にかけてガチガチに凝っていたけれど、体も慣れてきたのか少し楽になってきたなぁと思っていた頃。
今まで、"これで良し"だろう。と思っていたワイシャツの仕上げの事で、先輩パートさんから強めに指摘がありました。
少しの差の事だけれど、確かにそこまで意識していた方がキレイに仕上がるだろうと思ったので言ってもらえて良かったなと思い、
"氣をつけるようにします。ありがとうございます。"
と伝えて、そこからの作業を意識してするようにしました。
ただ、普段よりもかなり強めの口調と表情で、極端な言い方だったので…
"ありゃ、もしかしてこの間の土曜日にお休みをもらった事が関係してるのかな。"
と氣にかかりました。
(でも、隔週土曜日のお休み希望は履歴書にもバッチリ書いていたのだし、最初に皆さんにも伝えて了解を得ていたのだからドギマギする必要はないはず!…と小心者なわたしはまた脳内で保身の言い訳。。)
アイロン掛けと畳む作業は、速さとキレイさを他の従業員さんにちょっと褒めてもらえた事で安心していたのですが、まず手速いことが前提なプレスの流れ作業、間違いなくこれが今は1番の課題…指摘をしてもらった事でそれが浮彫りになりました。
プレス作業はその先輩の補佐のような形で入っているので、その間はずっと一緒です。
できれば関係も円滑にしておきたいな…というのがわたしの本音の部分。
先輩パートさんは70代の女性。この業種は長く、10数年前にこの工場が出来た時のスタートメンバーだったそう。(前職も同業だそう。)
工場のマネージャーにもおっきな声でバンバン意見を言う "腹に溜めないタイプ" の方なんだと思います。
お昼休憩の時間、3人でお弁当を食べていた時に
「出社した時にマネージャーがひと言多くて、カチンときたからわたしもバシッと言ったんよ!」
と話をされていて…
あら。。もしかしたら午前中はそのモヤモヤがあったのかな〜。なんて思いました。
指摘を受けた時、表向きは
"ご指摘ありがとうございます!"
みたいな対応をしつつ、、実のところは
"言い方強すぎないかーい😫"
と、正直少しだけムッとした部分もあったのです。
(わたしは入りたての見習いですから、教えてもらってなんぼなのに偉そうです、謙虚さ必要です😂💦)
そこからお昼休憩に入るまでの時間、頭に
"中くらいのモヤっとした雲"
のようなものが浮かんでいましたが、(…わざわざそんな意識をしちゃうあたりが、器サイズ極小なわたし。。)その"モヤっと"がなんだか色々なものまで引っ張ってきていました。
"だいたい、あんまり人に好かれるタイプじゃないのよ。ちょっと忘れてたでしょ?!"
"そんなにウェルカムな職場なんてそうそうないに決まってるよ。考えが甘いよね〜"
などなど。。
わたしの心から、わたし宛に聞こえてくるようでした。
"条件に合うパート先が見つかって、楽しく働く!"
なーんて、そもそも労働が楽しいばかりなわけないじゃない!些細なことでチクリと感じるなんて、理想ばかりが膨らんでたんじゃないかい?!
と、ムクムクと湧き出てくる思考にギュッと足を掴まれそうでした。。
が、、ちょっと思ったのです。
"あ。。大事なのはそこじゃなくって、いまわたしは経験をしていて…経験は思考に繋がって、それが言葉になるよね。
子どもたちも高校生になったらバイトをし始めるかもしれないって思ったら、早ければあと5.6年先には社会と接点を持つわけで…
わたしが今、ちょっとキツめ(とわたしが感じてる)な先輩とのやり取りで取得する言葉は"活きた言葉"になりそう。。これあとでメッチャ使えそう…"
なんか、そう思うとちょっと楽しくなりました。(変かも…😂)
先輩、何でも言ってくださーい!その時感じた氣持ちも含めて肥やしにさせて頂こう!!
教えてもらったポイントをノートに残してミスを防ぐことはこれからも続けて、挨拶とか、自分の近辺の掃除をすること。。
ちょっとでも氣持ちよく働くためにできそうなことに目を向けて、続ける。そして自分の"活きた言葉"をストックしていこう^^
うん、もう大丈夫!いける!!
昼からの作業の途中で、先輩からは
「どんな?腰とか体、きつうなってない?最初はみんな慣れるまでしんどいから。」
と声を掛けてもらって。
それだけでもう嬉しくなるもんなぁ。単純だ。。
マネージャーにも、
「あの人はさ、言葉がきついんよ。でも根は悪い人じゃないからさ。まぁ、そのあたりは。」
と苦笑いされた^^
とりあえずは満足に自分に割り当てられた仕事をこなせるようになること。そして、心の中でひっそり"楽しい"って思いながら仕事ができるように。。また明日も弁当持って、先輩とがんばってこよう!
*kanakoozekiさんの写真をお借りしました。
伸び〜〜!な猫さん。気持ちよさそう!
溜まってもスッキリさせながら進みたいものです^^
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